子どもから大人へと成長する時期。
それは、思春期です。
思春期は、12歳ごろから始まり、17歳ごろに終了するのが一般的です。
ただし、思春期には個人差があります。
思春期の到来が早い人もいれば、遅い人もいます。
厳密な定義はありませんが、早熟型と晩成型の判断は、以下が1つの目安になるでしょう。
いずれ思春期は終了して、身長の増加も止まりますが、思春期は人によって幅が大きいのが特徴です。
さて、ここで1つ疑問です。
早熟型と晩成型を比較した場合、身長が伸びやすいのはどちらでしょうか。
もちろん個人差があるため、一概には言えません。
早熟型でも身長の高い人もいれば、晩成型でも身長が低い人もいます。
ただし、あくまで統計で見た場合、晩成型のほうが早熟型に比べて、身長が伸びやすい傾向があります。
つまり、身長を伸ばすためには、思春期は遅ければ遅いほどよいことになります。
晩成型は、成長期の終了が遅くなる状態です。
成長期の終了が遅くなる分だけ、成長できる期間も長くなるため、より身長も高くなる傾向があります。
早熟型・晩成型を決める要素の大半は、遺伝です。
人為的に思春期の終了をコントロールするのは難しく思えますが、まったく方法がないわけでもありません。
次の3つを心がけることで、思春期の終了を遅らせることができる可能性があります。
思うように実行できないこともあるかもしれませんが、できる範囲で心がけてみましょう。
うまくいけば、思春期の終了を遅らせることができる場合があります。