「バナナを食べると身長が伸びる」という噂があります。
たしかにバナナは、栄養価の高い果物です。
試験前や試合前など、効率よくエネルギーを補給したいとき、バナナを食べるのが効果的です。
そんなバナナに、身長を伸ばす効果はあるのでしょうか。
残念ながら、バナナ単品だけでは、身長を伸ばす効果がありません。
たしかに栄養価の高い果物ではありますが、身長が伸びる栄養としては不十分。
バナナ1本は、およそ100キロカロリーあるため、食べすぎると肥満の原因になる可能性もあります。
バナナだけ食べては栄養も偏るため、注意が必要です。
バナナには、マグネシウムや亜鉛が含まれるため、身長を伸ばすのに有効であるという噂が広まったと考えられます。
では、バナナを食べても無意味かというと、そうではありません。
バナナを食べるなら、牛乳を一緒に飲むのがおすすめです。
バナナには、マグネシウムと亜鉛が含まれています。
牛乳のタンパク質・カルシウム・ビタミンDに、バナナのマグネシウムと亜鉛が加わると、骨の成長に必要な栄養素が揃います。
たとえば、おやつとして、バナナと牛乳の組み合わせはいかがでしょうか。
「バナナ1本」と「コップ1杯の牛乳」は、小腹を満たすのにちょうどよい分量と言えるでしょう。
バナナと牛乳を混ぜた「バナナミルクジュース」も、よいアイデアです。
牛乳を加えて楽しむなら、バナナは身長を伸ばす食べ物に早変わりします。