ニュースの選び方は、気持ちにも影響します。
ニュースにはさまざまなジャンルがあります。
ここでは、ジャンルではなく「明るいニュース」「暗いニュース」という視点で考えてみます。
ネガティブな人は、明るいニュースより暗いニュースを見る傾向があります。
明るいニュースを見ることもありますが、さらりと見る程度。
その一方で、暗いニュースには釘付けになります。
まだ自分に関係するニュースならいいです。
暗いニュースにも役立つ情報があれば、仕事や生活に生かせるでしょう。
仕事に関係するニュースなら、暗い内容でもしっかり確認する必要があります。
しかし、ネガティブな人は、自分に無関係の暗いニュースまで見ています。
「窃盗団による車両の盗難」
「プロスポーツ選手による賭博問題」
「芸能人の離婚」
「政治家の不倫問題」
「金銭トラブルのもつれから発生した殺人」
暗いニュースを見ていると、ネガティブなキーワードがたくさん登場するので、だんだん心がどんよりしてきます。
汚く醜い映像を見ると、不快な気持ちになることもあるでしょう。
明るい気持ちになりたくても、暗いニュースに触れていると、だんだん気持ちが沈んでいくのです。
ポジティブな人は、暗いニュースより明るいニュースを見ます。
自分に無関係な暗いニュースは見ません。
自分に無関係な事故や事件を見ても、気持ちが沈むだけ。
見たい気持ちがあっても、役立たないとわかっているなら無視します。
その代わり、明るいニュースを見ようとします。
「スポーツ選手による快挙」
「夢に向かって挑戦する人たちの物語」
「とある企業が打ち出した便利な新商品や新サービス」
「自治体による若者を支援する新しい取り組み」
「暮らしやすくするための法律改正」
明るいニュースを見ていると、心に火がつきます。
「素晴らしい。自分も頑張ろう!」という気持ちになるでしょう。
私たちには、ニュースを選ぶ権利があります。
深く考えずニュースを見るのではなく、明るい気持ちにさせてくれるニュースを選ぶことが大切です。