ネガティブな人は、成功すると、まず調子に乗ります。
調子に乗るのはいいのです。
勢いとリズムに乗って仕事をすれば、物事がスムーズに進み、さらなる成功を呼ぶでしょう。
「成功が成功を呼ぶ」という状況になり、好循環を生むことができる場合があります。
しかし、ネガティブな人の場合、調子に乗りすぎます。
調子に乗るのはいいのですが、調子に乗りすぎるのはよくありません。
「俺様はすごい人間なんだ」
「周りの人たちはレベルが低い」
「少しは俺様を見習え」
調子に乗りすぎた結果、偉そうな発言や態度が目立ちます。
自信過剰になり、自己を高めることを忘れます。
態度が悪いので、周りからも嫌われます。
一度は成功するものの、調子に乗りすぎて自信過剰に陥った結果、次は失敗を招きます。
今までの成功を帳消しにするほどの大失敗を招くのです。
ポジティブな人は、成功しても油断しません。
過剰に喜びすぎることもありません。
「たまたま運がよかっただけ」
「次に向けて、新しい課題を見つけよう」
成功を、あっさり受け止めます。
ポジティブな人は、成功の後こそ油断しやすいことを知っています。
成功しても油断せず、むしろ気持ちを引き締め、次に向けた準備を始めます。
むしろ自分が成功できたのは、周りの人たちのおかげと考え、感謝します。
「成功できたのは、みなさまのおかげです」
「ありがとうございます」
「これからもよろしくお願いいたします」
自分の手柄は周りに譲ります。
謙虚な姿勢があるので、周りからさらに応援や協力をされ、ますます成功を勝ち取るのです。