ネガティブな人は、自分の弱いところを考える癖があります。
「字が汚い」
「絵を描くのが下手」
「運動神経が鈍い」
「記憶力が弱い」
「方向音痴」
「感情移入が苦手」
「我慢に弱く、諦めやすい」
長所や得意を見ようとせず、自分の短所や苦手ばかり考えています。
そのため、いつもため息ばかり。
「自分が情けない」
「自分には何の取り柄もない」
「自分に自信がない」
自分で自分を責めたり傷つけたりしてしまいます。
しかし、人間は不完全な生き物。
誰にでも弱いところがあるのは当然です。
すべてに強い万能人間はいません。
自分の弱いところばかりを考える癖があるかぎり、ネガティブから抜け出せません。
ポジティブになるには、自分の強いところを考えることがポイントです。
ポジティブな人は、自分の弱いところは無視して、まず強いところを考えます。
「早起きに強い」
「料理を作るのが上手」
「単純作業が得意」
「歩くのが速い」
「どこでも寝ることができる」
「何事も真面目」
「我慢に強く、粘り強い」
短所や苦手なことは考えず、長所や得意なことだけ考えます。
強いところだけ考えていると、自分の能力や可能性に気づけます。
「自分にはたくさんの取り柄がある。やればできる人間だ」
だんだん気持ちがポジティブになり、自分に自信と誇りを持てるようになります。
弱いところを見るより、強いところを見る癖をつけたほうが、心を健全な状態にできます。