ポジティブな人とネガティブな人の、違いの1つ。
それは、失敗の受け止め方です。
失敗は悪者扱いされがちですが、受け止め方で印象が変わります。
ネガティブな人は、失敗を「人生の汚点」として受け止めます。
自分を責め続け、とことん落ち込みます。
「恥ずかしい。情けない」
「自分の力不足。練習不足。能力不足」
「自分の経歴に傷がついた。人生の汚点だ」
失敗を失敗として受け止めるだけ。
あげくには「自分は人間失格ではないか」と人格否定まで始めます。
ひたすら自分を責め続けるため、自己嫌悪はますばかり。
いつまでもくよくよして、なかなか立ち直れないのです。
一方、ポジティブな人は違います。
ポジティブな人は「改善の材料」として前向きに受け止め、今後に生かします。
失敗したということは、悪い点が見つかったということ。
悪い点を誠実に受け止めれば、改善に生かすことができ、今後の状況が好転します。
失敗した直後は少し元気をなくしますが、くよくよし続けることはありません。
まず「なぜうまくいかなかったのか」と、原因を探ります。
原因がわかれば、しっかり反省をして、同じことがないよう次に生かします。
その後は、もう失敗したことは忘れ、前を向いて元気になります。
失敗の受け止め方が前向きなので、必要以上に落ち込まず、すぐ立ち直ります。
失敗を自分の向上に役立てるので、失敗するたびにどんどん成長していくのです。