ネガティブな人は、複雑に考える習慣があります。
仕事でも私生活でも、物事を複雑に考えたがります。
「難しく考えたほうが社会人らしい」
「複雑に考えることが、努力と一生懸命である証拠」
「入り乱れた考え方のほうが、頭がよいと思われるだろう」
さまざまな理由や魂胆があって、複雑に考えることを好みます。
しかし、往々にして複雑に考えると、よい結果になりません。
まず考えるだけで疲れてしまいます。
複雑に考えると、頭脳のパワーが必要になるため、時間や労力がかかって疲れやすくなります。
本来なら簡単に終わることを、自分から余計な遠回りをして、わざわざ難しくさせている状態です。
ごちゃごちゃ考えているうちに収拾がつかなくなり、考え方もネガティブに陥ってしまうのです。
ポジティブな人は、何事もシンプルに考える習慣があります。
シンプルであることが最良だと考えています。
一見複雑そうなことも、本質を見極め、単純化させます。
すでにシンプルなことがあれば「もっとシンプルにできないか」と追求します。
シンプルに考えられることなら、シンプルに考えます。
シンプルには、多くのメリットがあります。
シンプルに考えることで不快の要因が取り除かれ、考え方も生き方も快適になります。
心も軽くなり、生きやすくなるのです。