記録をつける習慣はありますか。
記録に関することならすべて対象です。
日記・チェックシート・手帳・カレンダー。
文章ではなくても、図やグラフでもOKです。
手間暇だけで考えると、やはり記録をつけないほうが楽でしょう。
手間暇のかかる記録の習慣ですが、ポジティブな気持ちに強く作用します。
ネガティブな人は、記録をつける習慣がありません。
「記録をつけるのが面倒」
「記録をつけても意味がない」
「別に支障がない」
記録をつけることに抵抗感や嫌悪感があります。
たしかに記録をつけるのは手間暇がかかって面倒です。
記録をつける時間があるなら、仕事に集中していたほうが生産的と思う人もいるはずです。
しかし、記録をつけておかないと、後から振り返ったとき、物事の進行状況が確認しにくくなります。
いつ、どこで、どれだけ仕事をしたのかわからない。
頼りになるのは、自分の曖昧な記憶だけ。
現状が不明確なまま、仕事を進めなくてはいけなくなります。
一生懸命仕事をしている割に、仕事に自信が持てず、達成感も得られにくくなるのです。
一方、ポジティブな人は、記録をつける習慣があります。
しかも「こまめに記録をつける」という点が特徴的です。
紙への記録にこだわらず、時には電子機器への記録も行います。
大切なことは、目に見える形にすること。
記録する習慣があると、自分が行動した結果が目で確認できるようになります。
「これだけできた。ここまで終わった。こんなに進んだ」
記録によって仕事の充実感や達成感が得やすくなり、モチベーションの維持に役立ちます。
記録を眺めながら自分を褒めたり認めたりできるので、ポジティブな気持ちがめきめき湧き出てくるのです。