ネガティブな人は「もうダメだ」という口癖があります。
勉強で少しつまずくと「もうダメだ。合格できない」と嘆く。
仕事でうまくいかないことがあれば「もうダメだ。上司に叱られる」と嘆く。
人間関係でこじれることがあれば「もうダメだ。仲が悪くなった」と嘆く。
つまり、諦めが早い。
諦めが早いと、何事も達成できません。
何でもそうですが、大きなことを達成するには、努力を積み重ねる必要があります。
勉強でも仕事でも人間関係でも、踏ん張らなければいけない場面があります。
しかし、ネガティブな人は諦めが早いため、うまく成し遂げられません。
「もうダメだ」の一言が怖いのは、心と体への悪影響がある点です。
弱音を吐いて諦めた瞬間、体全身から力が抜け、気力や精神力が貧弱になります。
「もうダメだ」という口癖があると、大事な局面にかぎって弱気になり、大きなことを達成できなくなります。
一方、ポジティブな人は違います。
困難に直面したとき、ポジティブな人は「もう少し頑張る」という言葉を発します。
自分にむちを打つ言葉です。
勉強がわからないところがあってくじけそうになったとき「もう少し頑張る」の一言で踏ん張る。
仕事でトラブルが起こって諦めそうになったときも「もう少し頑張る」の一言で自分に活を入れる。
人間関係がこじれて疲れたときも「もう少し頑張る」の一言で関係改善に努めます。
「もう少し頑張る」という口癖があれば、弱気だった心が引き締まり、強気になれます。
底力が出て、大事な局面で踏ん張れるのです。