別れに勝ち負けを持ち込もうとしていませんか。
プライドの高い人は、別れに勝ち負けを持ち込もうとするかもしれません。
話し合いの日程を指定できたら勝ち、指定されたら負け。
謝らせたら勝ち、謝ったら負け。
泣かせたら勝ち、泣いたら負け。
相手の要求を拒否したら勝ち、容認したら負け。
引き止めを振り払えたら勝ち、引き止められたら負け。
振ったら勝ち、振られたら負け。
どれも誤解です。
「勝ったらよい」「負ければ悪い」と考えるのは、誤った思い込みです。
別れに勝ち負けはありません。
勝ち負けにこだわるのは、自分に偉そうな気持ちがあります。
勝ち負けの価値観を持ち込むと、勝つことに執着してしまい、冷静な話し合いができなくなります。
相手の話が素直に受け止められなくなり、不毛な時間が増えてしまうでしょう。
別れ話が子どもの喧嘩のようになってしまうのです。
大人の対応を心がけましょう。
別れに勝ち負けを持ち込まないことです。
別れ話は、お互いが対等になってする話し合いです。
話し合いの日程も、一緒になって決めるもの。
自分が間違っていれば、素直に謝ります。
つらくて我慢できなければ、泣くこともあって当然です。
別れに勝ち負けは必要なのです。