「別れの決意が相手に伝わらない」
そんなとき、別れの決意を促す工夫があります。
別れの決意を書面にして渡す方法です。
例えて言えば、会社を辞めるときに提出する退職願のようなものです。
退職願は法律で定められたものではありませんが、あったほうがお互いのためになります。
書面で決意を表示することで、後々のトラブルを防げます。
はっきり意思表示すれば、自分にとってもけじめや区切りをつけやすくなるでしょう。
別れるときも同じです。
退職願に似た存在として、別れの決意を表明した書面を準備すると、スムーズになる場合があります。
別れ話は、口頭だけのやりとりで曖昧になりがちですから、目に見える形があると効果的です。
決意を書面にすることは、自分の考えや気持ちを整理するうえでも役立つでしょう。
書いているうちに、もやもやした気持ちもはっきりするはずです。
書面にするときは、はがきより便せんがおすすめです。
はがきより便せんのほうが形式張っているため、誠意と本気を伝えやすくなります。
ごちゃごちゃ書かず、短くシンプルにまとめたほうがスマートです。
できれば、便せん1枚。
多くても、便せん3枚までがいいでしょう。
便せんを白の封筒に入れて、相手に渡せば完璧です。
書面による提出は、あくまで任意です。
普通はここまでする必要はありませんが、別れの決意をはっきり示したいなら、利用する価値はあるでしょう。