デートは、別れ際が大切です。
あなたが見送る立場だとします。
恋人が帰りのバスや電車に乗るやいなや、すぐその場を立ち去っていませんか。
「デートが終われば、ほかにすることがない。さっさと帰ろう」
たしかに一応見送ることにはなりますが、消えるようにさっといなくなると、相手を悲しませるかもしれません。
遠距離恋愛では、会える時間が限られています。
もちろん時間に余裕がないときは仕方ありませんが、できるだけ最後の1分1秒まで大切にしたい。
別れ際は、余裕があるかぎり、バスや電車が出発するぎりぎりまで見送りましょう。
手を振りながら見送ると、別れ際がますます美しくなります。
周りの人に見られて恥ずかしく思うかもしれませんが、少しの我慢です。
人の目を気にせず、恋人との別れに集中しましょう。
ぎりぎりまで見送ると「少しでも長くいたい」「名残惜しい」という気持ちがよく伝わります。
遠くまで会いに来てくれたなら、せめて別れ際くらい、ぎりぎりまで見送りたいところです。
逆にあなたが見送られる立場だとします。
恋人がぎりぎりまで見送ってくれているなら、手を振ってお別れをすると喜ばれます。
周りの迷惑にならなければ、窓を開けて手を振ると、ますます感動的になるでしょう。
お互いが見えなくなるまで大切にするのが、最高に美しい別れ方です。