執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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意欲や熱意とは、お願いの強さではない。

意欲や熱意とは、お願いの強さではない。 | 面接で好印象になる30の話し方

就職活動では、意欲や熱意が大切です。

意欲や熱意があるから、仕事も精力的に取り組んでいるだろうと期待し、採用につながります。

しかし、この意欲や熱意を、誤解している人がいます。

面接や履歴書などで、無謀な主張をしていませんか。

「働かせてください」

「何でもやります」

「とにかく頑張ります」

そう言ったところで、意欲や熱意はきちんと伝わらないでしょう。

たしかに意欲や熱意であるのはわかりますが、過度な表現に偏っていると、安易な様子がうかがえます。

採用担当者は、こう思うでしょう。

「勢いはあるが、いまいちぴんと来ないな」と。

意欲や熱意とは、お願いの強さではありません。

意欲や熱意とは、もっと建設的で具体的な内容を言います。

「私は○○が得意であり、御社の○○の分野で、ぜひ生かしたい」

「御社の○○は、昔から愛用している製品です。とても愛着があるため、御社の売り上げにぜひ貢献したい」

「どう活躍して、会社にどう貢献したいのか」など、理由や経緯をわかりやすく説明します。

説明が建設的で具体的である様子から、採用担当者に本気が伝わり「意欲や熱意がある」と判断するのです。

面接で好印象になる話し方(22)
  • お願いの強さではなく、具体的な説明を通して、意欲や熱意を伝える。
感情を込めて話す。
ただし、過度には注意。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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