学校の授業では、先生が生徒に向かって、問いかける場面があります。
「この問題がわかる人は、手を挙げて」
自分がわかる問題なら、堂々と手を挙げるでしょう。
ただし、手を挙げる人が多くなればなるほど、当ててもらえる確率が低くなります。
しかし、1つだけ、当ててもらいやすくする方法があります。
真っ先に、手を挙げるのです。
先生が問いかけ終わるまで、待ちません。
先生が問いかけている途中から、手を挙げてしまいます。
誰より早く手を挙げると、極端に目立ちます。
最初に手を挙げた人を当てたくなるのが、人情です。
ほかに手を挙げる人が大勢いても、最初に手を挙げた人は、当ててもらいやすくなります。
人生も、学校の授業と同じです。
何かのチャンスが回ってきたときは、真っ先に手を挙げましょう。
スピードが命です。
「手を挙げる人はたくさんいるから、自分は当ててもらえないだろう」と考える時間があれば、少しでも早く手を挙げましょう。
ほかの人を大きく引き離して、最も早く手を挙げましょう。
必ずしも当ててもらえるとは限りませんが、真っ先に手を挙げるほど、当ててもらえる可能性が高くなります。
これが、チャンスをつかむコツです。
スピードのある人が、チャンスをつかむのです。