メイクブラシを使えば、汚れます。
メイクブラシの汚れは、部屋の掃除とは少し違います。
顔に何度も触れているうちに、皮脂がブラシの毛先につき、弾力が悪くなるのです。
毎日メイクでブラシを使う場合、1カ月に1回はブラシの掃除をしましょう。
では、ここで、上手なブラシの洗い方です。
よくある間違ったパターンは、水だけで洗う方法です。
水だけで洗うのは、不十分です。
食器についた油は、水だけできれいに落とせないのと同じです。
ブラシの先についた皮脂も油の一種ですから、水に溶けにくいのです。
メイクブラシを洗うときは、必ず専用洗剤を使いましょう。
化粧品売り場で、メイクブラシを洗う専用洗剤を使いましょう。
さまざまな種類がありますが、化粧品売り場の店員と相談すれば、適切な専用洗剤を紹介してもらえるはずです。
一般的には、コーンスターチを使用する場合が多いようです。
メイク用洗剤を使って洗うときには、冷たい水ではなく、ぬるま湯を使いましょう。
洋服を洗うときと、同じ理由です。
冷たい水より温かい水のほうが、泡立ちがよく、汚れや油が落ちやすくなります。
弱い力で、ブラシをきれいに洗うことができ、ブラシが痛むのを防げます。
ドライヤーを使いません。
ドライヤーは急な高熱のため、ブラシの毛を痛めてしまうからです。
乾かすときは、自然乾燥にしましょう。
自然乾燥でも、直射日光の当たる場所で干すのは、NGです。
メイクブラシは繊細で、熱だけでなく、紫外線にも弱い性質があります。
乾かすときは、直射日光を避け、部屋干しにしましょう。