執筆者:水口貴博

テーブルマナーのすすめ

28

魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるもの。

魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるもの。 | テーブルマナーのすすめ

私は、グリーンピースが苦手です。

独特の食感といい、味といい、生理的に受け付けません。

無理に食べると、吐き気がします。

人なら誰しも、嫌いな食べ物の1つや2つ、あります。

嫌いな食べ物は、人それぞれです。

そんななか「魚料理は嫌い」という人がいます。

魚の味や食感が苦手なのかなと思います。

しかし、魚が嫌い人の言い分を聞くと、魚の肉は好きだと言います。

不思議な回答です。

では、何が苦手なのかというと、たいていみんな、同じことを言います。

「骨が嫌だ」というのです。

魚には骨があって食べにくいから、魚が嫌いになっているのです。

たしかに魚は、好き勝手な方法で食べようとすると、骨がうまく取れなくて苦労をします。

骨を取るのが面倒であったり、喉に刺さったりなど、しかし、骨が取りにくいだけで、すべての魚と魚料理を完全否定するのが、もったいないことです。

食生活の幅が狭くなり、人生の楽しみも制限されていまいます。

もともと生理的に受け付けないなら、どうしようもありません。

生理的に受け付けない苦手意識は、そう簡単に改善できるものではありません。

しかし、魚料理は違います。

魚への苦手意識の大半は、骨です。

それは練習によって克服できるものです。

本当に克服すべきは「骨の扱い方」です。

練習をすれば、きれいに骨が取ることができるようになります。

骨を上手に取れるようになると、自然と魚への苦手意識も小さくなります。

またある程度、骨がきれいに取れるようになると、かえって快感を味わえるようになる食材でもあります。

すぱっときれいに骨が取れる様子が、見た目も気持ちもすっきりして、快感なのです。

骨がきれいに取れるようになれば、おいしくいただけるようになり、魚も好きになれるのです。

魚に対する印象がよくなり、おいしく食べられるようになります。

魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるものなのです。

テーブルマナーのすすめ(28)
  • 骨を取る練習を重ねて、魚に対する苦手意識を克服する。
レストランの堅苦しい場所を使って、真面目な気持ちを伝える。

テーブルマナーのすすめ

  1. かっこいい人を見た経験が、私の意識を一変させた。
  2. レストランでの口説き率は、異常に高い。
  3. フォーマルなレストランで、頼りがいのある男性に見られる方法。
  4. テーブルマナーの意味を、最初から求めない。
    結果には、タイムラグがある。
  5. 給仕やソムリエに、嫌われる客と好かれる客の特徴。
  6. ルールはルール。
    面倒なことを嫌がらない人が、かっこいい。
  7. 「マナー、マナー」と言っているのは、まだ慣れていない証拠。
  8. どんなに面倒なマナーも慣れてしまえば、なんともない。
  9. 「落ち着け! 落ち着け!」と思うほど、余計に焦ってしまうのが人間。
  10. 下心のためのおごりは、好かれるどころか、むしろ嫌われる。
  11. 「楽な食べ方」を中心に考えるなら、野生動物と変わらない。
  12. テーブルマナーで差をつけろ。
  13. テーブルマナーとは、日常生活をちょっと上品に変える魔法である。
  14. 知識は盗まれない。
    体で覚えたことは、忘れもしない。
    テーブルマナーは、一生涯の財産になる。
  15. あなたのマナーは、3世代続く。
  16. クレームを言った後は、再訪問するのがマナー。
  17. 給仕にとって「おいしい」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  18. テーブルマナーは、推理ゲームとして考えると面白い。
  19. マナーはスポーツと同じ。
    まず頭で覚え、最後は体で覚える。
  20. テーブルマナーで、相手のことがわかってしまう。
  21. あらを指摘して通のふりをするのが、一番かっこ悪い。
  22. 頭にくるクレームほど、小さな声で伝えるのがマナー。
  23. テーブルマナーを知っていると、いつの間にか可能性が広げられる。
  24. あなたのマナーが、相手を幸せにさせる。
  25. 他国の食事マナーの習得は、異文化を学ぶことに匹敵する。
  26. 時代とともに変化する「かっこいい」より、変わらない「かっこいい」。
  27. 外見に恵まれない人は、テーブルマナーで一発逆転のチャンスを狙え。
  28. 魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるもの。
  29. レストランの堅苦しい場所を使って、真面目な気持ちを伝える。
  30. 食事をサーブする側を経験すると、マナーの大切さを痛切に感じる。

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