結婚して、幼い子どもが食べた食器洗いを経験すると、マナーの大切さを痛切に感じます。
食事をサーブされる側から、する側です。
子どもはマナーを知らないため仕方ないのですが、とにかくめちゃくちゃです。
子どもたちは、嫌いなものを食べ残します。
食事中、トイレで席を立ちます。
ナイフとフォークの使い方がめちゃくちゃです。
カトラリーで遊んで、食器を叩く音がうるさい。
一生懸命に食事を作って、サーブをする側としては、ため息をついてしまいます。
普段、マナーが守られているときは気づきません。
給仕のように食事をサーブする立場になると、礼儀や作法の大切さを痛切に感じます。
まだマナーを知らない子どもたちに食事をサーブしていると「テーブルマナーはやはり必要だ」と痛感するのです。
子どもだから許せます。
しかし、大人の場合はいけません。
マナーを知らない人は、大きくなった子どもと変わりありません。
知らず知らずのうちに、食事をサーブしてくれた人や作ってくれた人を不快にさせています。
子ども場合は「仕方ないね」で済みますが、大人の場合は済まされません。
一度サーブされる側ではなく、する側に回ってみることです。
マナーの根本的な大切さを、痛切に感じます。