執筆者:水口貴博

テーブルマナーのすすめ

14

知識は盗まれない。体で覚えたことは、忘れもしない。テーブルマナーは、一生涯の財産になる。

知識は盗まれない。体で覚えたことは、忘れもしない。テーブルマナーは、一生涯の財産になる。 | テーブルマナーのすすめ

物には「盗まれる」という欠点があります。

家に泥棒が入って盗まれると、大きな損失があります。

いくら厳重なセキュリティーとはいえ、完璧はありません。

プロの泥棒は、セキュリティーの穴をついて、盗むことが可能です。

しかし、教育に関して盗まれることはありません。

頭の中に入っているものを盗み出すことは、不可能です。

特にテーブルマナーは、体が覚えることです。

知識の中でも、体で覚えたことは別格です。

一生涯、忘れないのです。

自転車の乗り方は、覚えるまでは大変ですが、覚えてしまえば楽です。

動きを体が覚えているため、意識しなくても勝手に体が動き始めます。

しばらく自転車に乗らない時期があっても、体は覚えています。

その不思議な感覚と同じです。

テーブルマナーは、覚えるまでは大変ですが、覚えてしまえば楽です。

たしかに身につけるまでは大変ですが、体が覚えてさえしまえば、忘れることはありません。

盗まれることがなく忘れることもない。

一生涯の財産になるのです。

テーブルマナーのすすめ(14)
  • 盗まれることも忘れることもない財産を、身につける。
あなたのマナーは、3世代続く。

テーブルマナーのすすめ

  1. かっこいい人を見た経験が、私の意識を一変させた。
  2. レストランでの口説き率は、異常に高い。
  3. フォーマルなレストランで、頼りがいのある男性に見られる方法。
  4. テーブルマナーの意味を、最初から求めない。
    結果には、タイムラグがある。
  5. 給仕やソムリエに、嫌われる客と好かれる客の特徴。
  6. ルールはルール。
    面倒なことを嫌がらない人が、かっこいい。
  7. 「マナー、マナー」と言っているのは、まだ慣れていない証拠。
  8. どんなに面倒なマナーも慣れてしまえば、なんともない。
  9. 「落ち着け! 落ち着け!」と思うほど、余計に焦ってしまうのが人間。
  10. 下心のためのおごりは、好かれるどころか、むしろ嫌われる。
  11. 「楽な食べ方」を中心に考えるなら、野生動物と変わらない。
  12. テーブルマナーで差をつけろ。
  13. テーブルマナーとは、日常生活をちょっと上品に変える魔法である。
  14. 知識は盗まれない。
    体で覚えたことは、忘れもしない。
    テーブルマナーは、一生涯の財産になる。
  15. あなたのマナーは、3世代続く。
  16. クレームを言った後は、再訪問するのがマナー。
  17. 給仕にとって「おいしい」ほど、嬉しい褒め言葉はない。
  18. テーブルマナーは、推理ゲームとして考えると面白い。
  19. マナーはスポーツと同じ。
    まず頭で覚え、最後は体で覚える。
  20. テーブルマナーで、相手のことがわかってしまう。
  21. あらを指摘して通のふりをするのが、一番かっこ悪い。
  22. 頭にくるクレームほど、小さな声で伝えるのがマナー。
  23. テーブルマナーを知っていると、いつの間にか可能性が広げられる。
  24. あなたのマナーが、相手を幸せにさせる。
  25. 他国の食事マナーの習得は、異文化を学ぶことに匹敵する。
  26. 時代とともに変化する「かっこいい」より、変わらない「かっこいい」。
  27. 外見に恵まれない人は、テーブルマナーで一発逆転のチャンスを狙え。
  28. 魚料理に対する苦手意識の大半は、ほかとは違い、練習しだいで克服できるもの。
  29. レストランの堅苦しい場所を使って、真面目な気持ちを伝える。
  30. 食事をサーブする側を経験すると、マナーの大切さを痛切に感じる。

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