私なりに、自己紹介で工夫していることがあります。
相手の注目を集め、記憶に残りやすい言い方です。
多くの場合、自己紹介と言えば、まず名前を紹介することでしょう。
まず名前を言います。
その後、職業、出身地、趣味などを紹介していくことが多いはずです。
「水口貴博と言います。仕事は執筆業です」
別に間違った自己紹介ではありませんが、どことなく、味気ないと思いませんか。
行儀はいいのですが、堅苦しくてつまらない自己紹介です。
一般的な自己紹介すぎて、注目を集めにくく、記憶にも残りにくいものです。
自己紹介は、出だしが重要です。
そこで次のように工夫をしました。
「執筆関係の仕事をしている、水口と言います」
最初に職業から口に出したほうが、聞き手に「へえ。そうなのか」と驚かせることができます。
「どんな内容を書いているのだろう」
「何か本を出版しているのかな」
職業の紹介が、つかみになるのです。
最初に発する言葉ほど、最も注目が集まります。
「面白い仕事をしているな」と興味が出てきます。
相手の興味さえ引いておけば、後に続く名前も覚えてもらいやすくなるのです。
「名前→職業」という平凡な自己紹介より「職業→名前」の順にくるほうが、注目を集めやすくなります。
もちろん「名前→趣味」より「趣味→名前」でもかまいません。
「水口貴博です。趣味は読書です」より「読書が趣味の水口貴博です」と言えばいい。
相手の印象にも、深く残りやすくなるのです。
ぜひ、あなたが自己紹介をするときにも工夫として取り入れてみましょう。