執筆者:水口貴博

のんびり気楽に生きる30の心の習慣

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おごりにするべきか。割り勘にするべきか。それが問題だ。

おごりにするべきか。割り勘にするべきか。それが問題だ。 | のんびり気楽に生きる30の心の習慣

あなたは友人と食事をしたとき「割り勘」にするタイプですか。

それとも「おごり」にするタイプですか。

これはどちらも正解です。

どちらも間違っていると言えます。

時と場合、相手によって、答えは変わるからです。

たとえば、あなたが上司で、相手が部下だとしましょう。

この場合は、おごるほうがいいでしょう。

いえ、おごりのほうが自然です。

部下に上司らしい態度を取るのは自然です。

部下もおごってもらえることをひそかに期待しています。

上司は上司らしく振る舞い、部下は部下らしく振る舞うことで、人間関係の摩擦は小さくなります。

立場の高い人間がおごり、立場が低い人間がおごられるのは、差がありながらも実はちょうど釣り合いが保たれています。

自分と相手との間に「明らかな上下関係」が存在するときには、有効です。

しかし、友人関係のような「対等な関係」の場合はどうでしょうか。

そもそも友人との間には、上下関係や地位の差はありません。

同じ立場です。

友人との間ではおごりになると、嬉しい気持ちがある反面「借りができた。お返しをしなければ」と思います。

わずかではありますが、借りができます。

おごった側の発言が有利になり、おごってもらった側の発言権は小さくなります。

態度も、おごった側が偉そうになり、おごってもらった側は低姿勢になります。

すると、せっかく同じ立場である友人関係に上下関係という亀裂を生みかねません。

あえてわかりやすい例を挙げました。

ほかにもさまざまな状況が考えられるでしょう。

年齢・性格・お互いの経済状況・雰囲気など、さまざまなことが絡み合っています。

状況に応じて「おごり」と「割り勘」は、どちらも正解であり、どちらも不正解でもあります。

スムーズな人間関係では、この臨機応変が必要です。

「おごるほうがいい」「割り勘にするほうがいい」という、白黒はっきりした問題ではありません。

時と場合、相手によって、答えは変わるということなのです。

のんびり気楽に生きる心の習慣(4)
  • おごりと割り勘は、臨機応変に対応する。
ぼうっとしていたからこそ、潜在意識が表面化する。

のんびり気楽に生きる30の心の習慣

  1. のんびりしたカメだからこそ、味わえる感動がある。
  2. 世の中で最も美しい風景は、実はあなたの真上にあった。
  3. 人によって価値観が違えば、美しいと感じる基準もまったく異なる。
  4. おごりにするべきか。
    割り勘にするべきか。
    それが問題だ。
  5. ぼうっとしていたからこそ、潜在意識が表面化する。
  6. 「いつでも行ける」と思う近場こそ、絶好の穴場である。
  7. 早起きすると、1日が長く感じられる。
  8. よく噛んで食べれば、おかずなしでもご飯はおいしい。
  9. 勉強部屋に缶詰にならず、外へ遊びに出かけることが大切。
  10. 私たちは、2つの世界に生きている。
    「昼の世界」と「夜の世界」。
  11. 昔の遊びには、テレビゲームでは味わえない刺激がある。
  12. 考えてもわからないことに悩んでも、仕方ない。
  13. 「緩」も「急」も、どちらも必要不可欠。
  14. ほのかな朝日で、自然に目覚める。
  15. ウサギにはウサギのよさがある。
    カメにはカメのよさがある。
  16. 入院は、人生の夏休みと思う。
  17. 「まあ何とかなるだろう」と、根拠なく気軽に構える。
  18. 言いたいことは、次の日に言うくらいでいい。
  19. 100パーセントを感じさせる言葉は使わない。
  20. おもちゃには、童心に返る力がある。
  21. 成功するためには3つの目が必要。
    鳥の目、虫の目、魚の目。
  22. 仕事の予定が入る前に、休暇の予定を先に入れる。
  23. 弱みを隠しているうちは、一生克服できない。
  24. 規則正しい生活を送っている人が少ない時代になってしまった。
  25. 迷わない。
    直感に従う。
  26. ゆっくり話すことは「落ち着き」と「品」を醸し出す。
  27. 完璧を求めると、読書が間違い探しになってしまう。
  28. どうしてもリラックスできないときには、お酒の力を借りればいい。
  29. 服からくるストレスは、大きい。
  30. 約束の数をできるかぎり少なくする。

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