執筆者:水口貴博

心の汚れを取り除く30の方法

  • 心はもともと明るく輝いている。
    明るい心は、
    雲を取り除くだけでいい。
心の汚れを取り除く30の方法

心はもともと明るく輝いている。
明るい心は、雲を取り除くだけでいい。

「何だかぱっとしない」
「このままでいいのだろうか」
「何だか生きていてもつまらない」

プラス思考になってはいけない。

あなたが今、もやもやした気持ちでいるなら、まずプラス思考になっていないかチェックしましょう。
「ほらほら、きた。プラス思考になれと言いたいんだろう」
そう言いたいのでしょうが、違います。

本当のプラス思考とは、そうとしか思えない現実に気づくこと。

プラス思考になる必要はありません。
「よし! プラス思考だ!」と思い込もうとしている時点で、そもそもの自分の気持ちに反しています。
本当のプラス思考は、思い込むことではなく、そうとしか思えない現実に気づくことです。

つらい出来事も感謝に気づけば、プラスとしか考えられなくなる。

私がまだ小学生だったころ、親は特に厳しかったことを覚えています。
今も厳しいのですが、特に小学生のころの勉強やしつけは重要だと考えていたのでしょう。
あのころの親は、鬼のように思えました。

人間は現実に悩むのではない。
妄想によって悩むのだ。

もともとある輝く心を曇らせている一番の原因は「妄想」です。
人間は、過去や未来をわざわざ「妄想」を働かせることで、悩むのです。
「ああ。今日から学校だ。つらいな」

悪口を言うと、自分のイメージを下げてしまう。

悪口を言う人は、自分が損をしていることに気づいていない人です。
悪口を言ってはいけないという話はいろいろなところで耳にします。
それは相手のために言ってはいけないこともありますが、自分のためにも言ってはいけないのです。

どうしても言いたい悪口は、ノートに書いてしまえばいい。

「悪口を言ってはいけないことくらいわかる。それが我慢できないから困っているのではないか」
そう思っているのではないでしょうか。
たしかに悪口を言ってはいけないことをわかっていても、それを我慢することはなかなかできるものではありません。

心のフィルムをきれいにしないかぎり、映し出される現実は汚れたままになる。

悪口を言わない、あるいはノートに書いてしまうことでたまったストレスを発散させる。
こうしたことは、たしかに1つの方法です。
ですが正直なところ、これは表面的な解決策です。

見ている現実の汚れは、あなたの心の汚れが原因。

あなたが今歩んでいる現実を正直に答えましょう。
つらい人生ですか。
つまらない毎日ですか。

今に感謝した瞬間、過去の印象は、黒から白になる。

あなたには今、思い出したくもないつらい過去がありますか。
「はい」と答える人が、ほとんどでしょう。
「つらい経験をしたことがある」

見栄を張るから、自分らしく生きられなくなる。

人間は、虚栄心という心があります。
「人によく思われたい」
「尊敬されたい」

今、つらいですか。
それなら、今は幸せということです。

今のあなたの現実を見てみましょう。
人間関係、仕事、勉強、恋愛。
何かつらいと思っているふしはありませんか。

人間がこの世において1から作り出したものなど、1つも存在しない。

物事には正しい順番があります。
まずこの順番をしっかり把握しておかないと、現実に感謝することが難しくなります。
あなたが今、ここに存在できている素晴らしさです。

自分は小さくて弱い存在だと気づく。
だから強くなれる。

私たちが見ている現実は、あくまでも自分の目から見た現実です。
視点が低いです。
せいぜい地上1、2メートルから見た景色です。

本当の謙虚とは、自分の素晴らしさを認めること。

謙虚を心がけることがよいとわかっている人が多くても、その使い方を間違っている人が多くいます。
特に日本人は、相手を立てる習慣があるため、謙虚となるときも自分を低く見せる傾向があります。
たとえば、歌を歌うことが上手な人が「声がきれいですね」と褒められます。

親からの愛情は、子どもがもつ愛情の土台になる。

すべての人間関係の始まりは、親との関係から始まります。
生まれてはじめに触れる人は、親です。
お母さんのおなかから出てくるからです。

大きな支えほど、支えられていることに気づきにくい。

大きな支えほど、支えられていることに気づきにくい傾向があります。
普通は「大きいと目立つのでわかりやすい」と考えるところではないでしょうか。
たしかに大きな支えは目立ちそうに思えますが、実際は逆です。

勝ち負けより、楽しさを意識するほうがいい。

「勝つこと」「負けること」を意識すると、競争が激しくなります。
競争をすると、目的が勝つことのみに絞られます。
「勝てば幸せ、負ければ不幸」という方程式が出来上がってしまいます。

読書をした後は、行動をしないといけなかった。

あなたがこの文章を読んでいるということは、おそらく幸せや成功哲学に興味を持っているのではないでしょうか。
今までにも何冊か成功哲学に関する本を読みあさっているあなたの姿が、目に浮かびます。
私も以前は、そうでした。

行動を変えることで、心を変える。

心の美しさと、行動の美しさは共通です。
行動が美しい人は心もきれいです。
心がきれいな人は言葉にも汚れがなくきれいです。

心の汚れを取りたければ、言葉の汚れを取ること。

心の汚れを取り除きたければ、言葉の汚れを取り除くことです。
言葉の汚れを取り除くことが、心の汚れを取り除くことにつながります。
「心をきれいにすること=言葉をきれいにすること」と言っても過言ではありません。

病気、事故、喧嘩は、自然に反している警告。

もともと私たちは、自然の中に生きています。
人工が自然を作り出したのではなく、自然が人工を作り出したのです。
この順番は事実であり、覆すことのできない現実です。

不安と恐怖は、過去の暗い記憶によって作り出されている妄想。

もともと心は輝いています。
しかし、その心に雲になって光を遮っている存在があります。
それが「不安」と「恐怖」です。

わからないときには、シミュレーションをすればいい。

わからないときには、とにかく行動してみる癖をつけておくことです。
行動は、わからないことの具体的な答えを出してくれる、強力な方法です。
心のごみは、行動してみれば、案外あっさり取れてしまうことがあります。

親と離れたほうが、親のことがよくわかる。

心が乱れている人に多いケースは、親との距離が近すぎるケースです。
子どもがいつもいらいらしている理由は、親が干渉しすぎていることが原因である場合が多くあります。
特に親が子どものためを思い、あれやこれやと世話をして、かえって子どもの独立心を妨げていることが多いのです。

正直にならないと、生活も心も汚れてしまう。

正直になったほうが、心も軽く、人間関係もうまくいくようになります。
ありのままの自分を出すため、相手に誤解もされにくく、打ち解けた関係になりやすいのです。
正直であることは、仮面を脱ぎ、ありのままの自分を出していくことです。

気の進まないことをすれば、それだけで心は重くなる。

気の進まないことにはできるだけ近づかないようにすることです。
あなたは生まれつき、自分だけの独特の磁石を持っています。
磁石には「N極S極」という磁場があるように、あなたにも「好き嫌い」という磁場があるのです。

他人に気を使うのではなく、親切になればいい。

人の目を気にしている人は、決まって心が重たくなっています。
「あの人、私のこと、どう思っているのかな」
「嫌われているのかな」

反抗をするなら、本当の反抗をしなさい。

思春期が始まると、誰でも反抗期がやってきます。
自分という「自我」に目覚めるため、自分にとって気に入らないことがあるとすぐ反抗をしてしまうのです。
自分中心で、世界を回そうとします。

自分の勉強こそ、最大の勉強だ。

心の勉強として、自分についての勉強があります。
本当の勉強とは、自分の外側にあるのではありません。
必ず、内側にあります。

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