アマチュアは、ライバルがいれば、争います。
争って、白黒はっきりさせようとします。
勝てば、気持ちいいからです。
相手を負かそうとする気持ちはわかりますが、それまでです。
争って勝って気持ちがよくても、それ以上のことがありません。
ライバルを敵にしていると、損をするのは自分です。
受験勉強でも、ライバルを敵にしてしまうと、人間関係が悪くなります。
学力が同じ程度の競争相手だからこそ、あなたのためになるような有益な情報もたくさん知っていることでしょう。
あなたがわからないところを、相手が知っているということは大いに考えられます。
しかし、仲が悪くなると、会話がなくなり、受験に必要な知識の交換や手助けが得られなくなります。
憎しみという感情で満たされ、ストレスを感じやすくなるため、競争がさらにつらく感じられます。
ライバルを敵にしてしまうと、自分が損をします。
ライバルは、仲間にします。
自分を、叩き上げてくれる仲間にします。
受験勉強でも、ライバルと仲良くなることです。
仲良くなって、情報交換をして、お互いの学力をアップさせます。
一緒に希望大学に合格しようと競争することで、お互いの関係がよくなります。
また、学力が同じ程度のライバルがいるからこそ、勉強への緊張感を保て、やる気や底力もわきます。
競争を共にした人だからこそ、友情が湧くのです。