アマチュアは、プライドが高い。
そのプライドの高さが、1人ですべてをこなすという仕事の姿勢に表れます。
自分は、強いと思っています。
「私なら何でもできる」という自信があります。
その意気込みは素晴らしいですが、事実は異なります。
1人の人間では、限界があります。
1人が発揮できる力と時間には、限界があります。
もちろんアマチュア1人とはいえ、それなりの仕事結果を出します。
しかし、1人の力には限界があります。
プロは、弱さの自覚があります。
大きな夢を達成しようとするときに、1人の人間が一生でできる仕事量は少ないことに、気づいています。
1人で頑張るのもいいですが、それでは仕事も限界があります。
ましてや、人生は短いです。
弱さを自覚することで、別の手段を考えます。
それが「協力」です。
プロには「自分の命は有限である」という自覚があります。
有限だからこそ、限られた時間に最大の結果を出せるように、他人の協力を求めます。
プロには「1人の力は限界がある」という自覚があります。
限界があるからこそ、より多くの人から協力を得て、大きな力を発揮しようとします。
多くの人と協力して、大きな仕事を短時間で完成させてしまいます。
アマチュアには、強さのおごりがありますが、プロほど弱さを自覚して、他人の協力を積極的に借りようとするのです。