アマチュアとプロとは、簡単に見分けられる質問があります。
「なぜ仕事をするのですか」と問いかけてください。
アマチュアならば「仕事だからやる」と答えます。
一見、立派な響きに聞こえます。
しかし、なぜか哀愁が漂っているように聞こえます。
それは、仕事が義務になっているからです。
「つまらないし、やる気も出ないけど、お金のために仕方なくやる」になっています。
お金さえもらえればいいので、出来上がる仕事も、合格ラインをぎりぎり越えた程度の内容にしかなりません。
たしかに仕事はできていますが「もっと素晴らしい仕事に仕上げよう」という向上心がありません。
何か新しい付加価値を加えようというプラスアルファの精神に乏しくなり、現状維持が続きます。
アマチュアは、仕事への姿勢が「義務」になっています。
続いて、プロに「なぜ仕事をするのですか」と問いかけてください。
「喜びのために仕事をする」という答えが返ってくるはずです。
プロは、まず自分が楽しむために、好きな仕事をします。
好きな仕事をもっと楽しむために、試行錯誤を繰り返し、工夫のために積極的になります。
軌道に乗れば、他人にも喜んでもらえるように、仕事を工夫し始めます。
それらはすべて「喜び」です。
自分が喜び、他人にも喜んでもらうために、一生懸命になります。
まさに自他ともに、喜ぶ仕事術です。
「喜び」が根源になっている仕事は、長続きして、質も高いです。
何か新しいことを加えようという、プラスアルファのサービス精神が旺盛です。
成長する仕事ができるようになります。
アマチュアは、義務で仕事をするのに対して、プロは喜びのために、仕事をするのです。