執筆者:水口貴博

日々の感動を増やす30の方法

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感動を増やすためには「期待しないスキル」が大切。

感動を増やすためには「期待しないスキル」が大切。 | 日々の感動を増やす30の方法

感動を増やすために、身につけておきたいことがあります。

「期待しないスキル」です。

「期待したほうがいいんじゃないの? 期待しないのは悪いことじゃないの?」と思うかもしれません。

一般的に期待することは良いこととされていますが、一概にそうとは限りません。

期待には「良い側面」と「悪い側面」があります。

期待すると、心が躍ってわくわくします。

そして「楽しいに違いない」「間違いなく面白いはずだ」「どんな感動が待っているのだろう」と思います。

まだ実際に体験したわけでもないのに「絶対満足する」と決めつけるような心理となります。

期待すればするほどハードルが上がり、満足の基準も上がってしまうのです。

期待してわくわくするのはいいのですが、満足の基準が上がるのは問題です。

試験の合格ラインが上がってしまうようなものです。

そのせいで、普通に楽しいことや面白いことでも「思ったほどじゃなかった」と感じやすくなります。

映画を鑑賞するとき、期待しすぎたせいで、かえって楽しめなくなるケースがありますが、それと同じです。

内容は十分面白くても、期待しすぎてしまうと、必要以上にハードルが上がります。

その結果「大したことなかった」「物足りなかった」「期待していたほどではなかった」と、がっかりしやすくなるのです。

期待するのは良いと思われがちですが、あまり強く持ちすぎるのも考えものなのです。

そこで大切なのが「期待しないスキル」です。

本当は期待したくても、気持ちを落ち着かせ、あえて期待しないようにします。

意識的にハードルを上げないようにすることで、満足しやすい状態となります。

その結果「思ったより面白い!」となり、感動が増えるのです。

軽い気持ちで足を運んだ展覧会が「意外と面白かった」と感じることがあります。

期待しなかったからです。

期待しないと、ハードルが上がらないぶん、感動しやすくなります。

期待しなければ満足の基準が上がらないので、ささいなことでも「意外と面白かった」となり、感動が増えるのです。

本を読むときも、期待しないことで「思ったより良かった!」となります。

映画を見るときもテーマパークに行くときも、期待しないことで「思ったより面白い!」と感じます。

期待しないため方法として「あまり事前情報を入れすぎないこと」が有効です。

また「きっと普通だろう」「あまり期待するな」など、あえて期待を下げる言葉を自分に言い聞かせることも効果的です。

期待しないことにも、メリットがあるのです。

日々の感動を増やす方法(11)
  • 意識的に無関心を装い、あまり期待せず、やってみる。
驚くことは感動することだ。
感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。

日々の感動を増やす30の方法

  1. 「心の運動不足」になっていませんか。
  2. 感動の音は、すぐそこにある。
    耳を澄まして心で聴くだけでいい。
  3. 感動を増やすには、初めてのことに挑戦すればいい。
  4. 感動したいなら、学問するのが手っ取り早い。
    目からうろこが落ちる機会を作ろう。
  5. 日記をつけるだけで、日々の感動が増える。
  6. 何かに感動したら「思い出ができた」と呼んでいい。
  7. あなたが歩く足音も、音楽。
  8. 何か変化を持たせたいと思ったときのキーワード。
    「いつもの逆」。
  9. 進化に気づくことで、感動が増える。
  10. 1カ月に1冊でいい。
    普段買わない本を買って読んでみよう。
  11. 感動を増やすためには「期待しないスキル」が大切。
  12. 驚くことは感動することだ。
    感動を増やしたいなら、驚く機会を増やせばいい。
  13. 大人になると感動が減る、本当の理由。
  14. 線引き・書き込みのある中古本には、新品にはない面白さがある。
  15. 飲食店は、食事を楽しむだけの場所ではない。
    新しい音楽を知り、メロディーに感動する場所でもある。
  16. どんなに落ち込んでいても、おいしいものを食べるくらいはできるはずだ。
  17. 意地を張って驚くのを拒むと、感動できない。
    素直に驚くと、人生で多くの感動を楽しめる。
  18. 水たまりは、自然が生み出したアスレチック。
    いらいらするものではなく、ゲーム感覚で楽しむもの。
  19. 視点が変われば、景色が変わる。
    1つの対象から無限の景色を見いだす。
  20. 日記のネタ作りのために行動するのも悪くない。
  21. 面白い景色を楽しめる穴場は「歩道橋」にある。
  22. 思いどおりにいかないことがあるから、人生は楽しい。
  23. 「素晴らしい」という一言は、感謝と感動を引き出す言葉。
  24. 遠くの土地に行くだけが旅ではない。
    近所を巡ることも素晴らしい旅。
  25. 食べ物の好き嫌いの矛盾に気づく。
  26. 天体望遠鏡がなくてもいい。
    普通の双眼鏡でも、月の天体観察を楽しめる。
  27. 興味の火は、ずっと燃え続けるとは限らない。
    何事も興味があるうちに行動するのが吉。
  28. 友人宅に初訪問したら、いいところを見つけて褒めよう。
  29. 「前から思っていたんだけど」と前置きしてから褒めれば、感動が倍増する。
  30. 太陽が昇る瞬間、沈む瞬間に、感動がある。

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