仕事では休憩が欠かせません。
休憩の過ごし方は、人それぞれです。
トイレに行ったり、飲み物を飲んだり、ぶらぶら散歩をしたり、空を眺めたりすると、良いリフレッシュになるものですね。
そんな休憩で忘れがちなのは「深呼吸」です。
休憩のとき、深呼吸を忘れていませんか。
せっかく仕事から離れて一休みしているのに、深呼吸をしないのはもったいない。
私たちが集中しているときは、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっています。
脳が酸素不足に陥ることも少なくありません。
酸素不足になると、頭がぼうっとして、脳のパフォーマンスも落ちるのです。
休憩のときは、ぜひ深呼吸も忘れずにしてください。
大きく息を吸い、大きく息を吐きましょう。
3~4秒かけて鼻から大きく吸い、口をすぼめて6~8秒かけてゆっくり吐きます。
「吸う」より「吐く」に時間をかけるのがポイントです。
深呼吸によって新鮮な酸素をたっぷり取り込むことで、より大きなリラックス効果が得られます。
深呼吸には副交感神経を優位にする作用があります。
たっぷり酸素を取り込むことで、末梢の血管が広がって血行が良くなります。
その結果、体の隅々まで酸素や栄養が行き渡るようになり、体の調子も整うのです。
これは医学的にも裏付けられている効果です。
深呼吸を繰り返すと、疲れや倦怠感が和らぎ、体が軽く感じられるのです。
休憩のときは、新鮮な空気をたくさん吸って、たっぷりリラックスしましょう。
休憩の質がぐっと高まるはずです。