授業料は、安ければ安いほどいいわけではありません。
授業料が安いと「少しくらい遅刻してもいいか、授業を休んでもいいか、宿題をサボってもいいか」となります。
経済的な負担が軽いのは嬉しいことですが、その反面、緊張感が緩くなりがちです。
軽い気持ちで遅刻したり休んだりして、そのうちサボり癖がつくのです。
授業料が高いとそうはいきません。
授業料が高くなるにつれて、強い緊張感と真剣な気持ちが生まれます。
元を取ってやろうと思うので、遅刻したりサボったりしません。
真面目に通うようになります。
授業では、先生の言葉を一字一句漏らすまいと必死になるので、吸収力も高まります。
予習や復習も欠かしません。
わからないことがあれば、放置せず、きちんと質問して解消させます。
授業料が高いと、それだけ本気になるので、結果として本人のためになるのです。
また一般的に授業料が高いものほど、授業の質も高い傾向があるので、それだけ早い成長や大きな成長を期待できます。
授業料が高いのはデメリットと捉えられがちですが、あながちそうでもありません。
考えようによっては、むしろそのほうが自分のためになります。
先生に言われなくても、自分に厳しくなります。
授業料が高いことに感謝しましょう。
集中力が生まれるのも、著しく成長ができるのも、高い授業料のおかげです。
授業料が高いことに感謝する人が、成長するのです。