公開日:2025年10月10日
執筆者:水口貴博

大人の習い事で大切な30のこと

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超過分を自分の財布から出す人が、成長する。

超過分を自分の財布から出す人が、成長する。 | 大人の習い事で大切な30のこと

会社が負担する研修費に上限が設けられていることがあります。

たとえば「1回3万円まで」「1日1万円まで」など決まりです。

会社が全額を負担してくれるわけではありません。

こうした制限が設けられていると「勉強できる範囲にもかぎりがあるのでは?」と感じてしまうかもしれません。

しかし、突破口はあります。

超過分は、自分の財布から出せばいいのです。

たとえば、受けたいセミナーが3万円で、会社からは1万円しか出ない場合があるとします。

残りの2万円は、自分で支払えばいいのです。

会社が決めた研修費の上限には従っているので、自己負担分に口を出されることは、まずないでしょう。

「あなたの判断で超過分を自分の財布から出すのならどうぞ」となるのが一般的です。

これこそが自己投資です。

超過分を自分で負担するようにすれば、学びの選択肢は大きく広がります。

興味のない研修より、自分が本当に受けたいと思う研修のほうが、はるかに多くの学びが得られるものです。

しかも、自己負担があることで「元を取りたい」という意識も生まれるため、集中力が高まり、吸収力も強くなります。

自己投資は、自分のお金を投じることが大切です。

自分のお金で受けた研修だからこそ、内容を無駄にしたくない意識が強くなり、結果として格段に学びの質が上がるのです。

超過分を自分の財布から出す人が、成長するのです。

大人の習い事で大切なこと(25)
  • 研修費の超過分は、自分の財布から出す。
厳しいからといって、すぐ先生を嫌いにならない。
叱られたからといって、すぐ習い事を辞めない。

大人の習い事で大切な30のこと

  1. 大人こそ習い事を始めるベストタイミング。
  2. 「習い事は子どもがするもの」というイメージは、固定観念。
  3. 休憩のときは、深呼吸を忘れていませんか。
  4. 昔やってみたかった習い事を、今こそやってみよう。
  5. 習い事に適齢期は存在しない。
    「やってみたい」と思ったときが、ベストタイミング。
  6. 親の立場であっても、自分磨きは大切なこと。
  7. 習い事のお金は、食事や飲み会を1回断るだけで、捻出できる。
  8. 「習い事は週末にするもの」というイメージにとらわれていないか。
  9. 会社帰りの習い事は、社会人にとって理想的なライフスタイルの一部となる。
  10. 叱られる機会を増やす人が、成長する。
  11. 年下の先生から学べる人は成長する。
  12. 分割払いより一括払いのほうが、自分のためになる。
  13. 授業料が高いことに感謝する人が、成長する。
  14. 年下の生徒にこてんぱんに打ちのめされることも、大切な経験だ。
  15. マンツーマンを受けるときは、目的や目標を伝えておこう。
  16. なぜプロのマンツーマンレッスンは高いのか。
  17. 大人の習い事は、健全な現実逃避だ。
  18. 高いツアーなのは、リッチな体験ができるからではない。
    お金がかかる、本当の理由とは。
  19. なぜ教え方の上手な先生は、説明がシンプルなのか。
  20. 自己投資の先輩は、すでに教室にいる。
  21. 習い事の成果を発表する場を作ってみよう。
  22. 自ら体験することが、一番の学びとなる。
  23. 会社のお金で来ていることを自慢するのはかっこ悪い。
  24. 交通費がかかるセミナーがあるときこそ運命の分かれ道。
  25. 超過分を自分の財布から出す人が、成長する。
  26. 厳しいからといって、すぐ先生を嫌いにならない。
    叱られたからといって、すぐ習い事を辞めない。
  27. 厳しい上司は最高の磨き砂。
    これほど自分磨きに最適の存在はいない。
  28. 仕事と関係のない習い事でも、思いがけない形で生かされる。
  29. 一度の経験でも、思わぬ形でビジネスに役立つことがある。
  30. 習い事が日常の一部になるのが、素晴らしい。

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