子育て中の親の場合、自分磨きが後回しになりがちです。
時間やお金は有限です。
時間やお金のほとんどは子どもに向かい、自分が使える時間やお金はわずかになります。
自分が使える時間やお金はほとんどゼロに近いという人も少なくありません。
子どもには時間やお金はたっぷりかける一方で、親自身のことは後回しになりがちです。
もちろん「子どもが一番」という気持ちはわかります。
「自分のことはどうでもいい」「子どものためならすべてを捧げられる」と考える人もいるでしょう。
それでも親も1人の人間です。
親であっても、自分のためのプライベートの時間は必要です。
「理想の自分」「なりたい自分」もあるはずです。
興味のあることがあって、学びたいことや身につけたいこともあるでしょう。
どんどん子どもが成長していくのですから、親も一緒に成長していくことが必要です。
子どももまた、楽しんでいる親、成長している親を見たいと思っています。
「勉強しなさい」と言う親が勉強をしていなければ、説得力もなくなります。
子育ては、子どもだけでなく、親も一緒に成長していく営みです。
子どもにとっても、輝いている親の姿は誇らしく映るはずです。
時間やお金のすべてを子どもに使うのではありません。
少しでもいいので、ぜひ自分のための予算も作りましょう。
親の立場であっても、自分のために時間とお金を使って自分磨きをしていこうではありませんか。
子どもにすべてを捧げるのではなく、親自身の成長にも目を向けてください。
子どもが勉強するように、親も勉強します。
子どもが習い事に行くように、親も習い事に行きます。
自分磨きをする親は、子どもからも尊敬されます。
「子どもと一緒に成長する親」でいるためにも、親の立場であっても自分磨きは大切なのです。