「習い事は子どもがするもの」というイメージを持つ人がいます。
子どものころは、親が子どもに習い事をさせます。
野球、バスケ、サッカー、スイミング、習字、ピアノ。
1つだけでなく、いくつもの習い事を掛け持ちをしていた人もいるでしょう。
習い事は、子どもの発育や能力を伸ばすことに役立ちます。
ところが大人になると、一転して習い事から遠ざかってしまいます。
子どものような急成長の時代は終わりました。
習い事は子どもがするものと思っています。
思春期も終わって成人したら「今さら習い事をしても仕方ない」と思っているのです。
これは誤解です。
「習い事は子どもがするもの」というイメージは、固定観念です。
大人が習い事をするのはまったくおかしくありません。
「興味がある」「学びたい」「やってみたい」という気持ちに、年齢は関係ありません。
世の中にはたくさんの習い事があって、興味が引かれるものもあるはずです。
大人であっても、まだまだ成長することはできます。
習い事をすれば、新しい知識やスキルが身につきます。
体を鍛えることもできるし、新しい自分になることもできます。
習い事を通して、新しい人間関係を作ることもできます。
仕事ではなかなか友達ができなくても、習い事なら簡単に友達ができるのです。
大人になってから「学び直したい」と思う人もいるはずです。
そんなときも、やはり習い事が役立ちます。
学生時代に勉強をサボっていたことを、大人になってから悔やんでいる人もいるでしょう。
大人でもまだまだ十分間に合うのです。
サボっていた勉強を、大人になってから学び直しをしてみるのも良いチャレンジです。
大人になってから、学生のように勉強したいと思うのはよくあることです。
大人の場合、ある程度の年齢になると「老い」の問題も出てきます。
習い事をしていれば、頭や体を動かす機会となり、健康の維持・増進に役立ちます。
「習い事は子どもがするもの」というイメージは固定観念です。
むしろ大人こそ習い事が必要です。
習い事は、青春ができる場所です。
向上心を持って新しいチャレンジをしている人は、いつまでも若々しくいられます。
習い事があれば、まだまだ青春を続けていけます。
「習い事は子どもも大人も取り組める」と考えるのが正解なのです。