執筆者:水口貴博

隠れた才能を見つける30の方法

12

三日坊主の数をこなそう。

三日坊主の数をこなそう。 | 隠れた才能を見つける30の方法

私は子どものころ、いろいろなことをさせてもらいました。

たくさん三日坊主をさせてもらったことを、今でも親に感謝しています。

海外旅行、留学、勉強、畑仕事、習い事など、いろいろとやらせてもらいました。

「できなくてもいいから、やってみる」という経験を、山ほどさせてもらいました。

そのおかげで、自分に向いていることと向いていないことが、わかるようになってきました。

三日坊主の経験は、大人になってから、自分の能力発揮に役立っています。

三日坊主というのは、世間では悪いことだとされています。

しかし、やってみないことには本当に自分が楽しいと感じるか、合っているかどうかはわからないのです。

やる前に本当に続けられるかどうかなんて、子どもであるほど難しい注文です。

まずやってみないことには、子どもでも自分に合っているかどうか、わからないのです。

つまらない根性論を子どもに押し付けている大人を、ときどき見かけます。

「一度始めてしまったからにはやめてはいけない」

「我慢してでも続けなさい」

子どもには何の役にも立っていないのです。

子どもは、すべてわかりません。

何が向いていて何が向いていないのかは、幼いほどわかりません。

三日坊主は、起こるべくして起こることなのです。

先天的である「得意なこと」を見つけ出すためには、できるだけ小さいころにたくさんの失敗をすることです。

早い時期に、自分に合うことと合わないことを見つけ出しておくことです。

三日坊主を大量にこなして、自分の傾向を知る必要があります。

三日坊主のこなした数が多ければ多いほど、自分の適正が見えてきます。

それらが、将来の学部選び、職業の選択、人付き合いなどに、大いに役立つのです。

小さいころであるほど、リスクは小さくて、やり直しができます。

大人になってからの失敗は、お金がかかったり、社会的地位などが犠牲になったりと、大きな傷を負う可能性があります。

しかし、子どもの三日坊主なら、それほど大きなお金もかかりません。

すぐ始められ、失うことも小さくて済みます。

才能を見つけ出すキーポイントは、子どものころの三日坊主にあるのです。

隠れた才能を見つける方法(12)
  • 三日坊主をたくさん経験して、自分の特性を見つける。
小学生でもできる。
才能は、○×の消去法で探し当てる。

隠れた才能を見つける30の方法

  1. 才能は、好きなことの中にしか存在しない。
  2. 得点を気にしない。
    偏差値も気にしない。
    楽しい気持ちにだけ集中する。
  3. 人目を気にして、していることは、本当の好きではない。
  4. 間違えても、喜んでしまうことを探す。
  5. 意識的に行っていることは、本当の好きではない。
    本当の好きは、無意識にやっている。
  6. 競争はしない。
    一時的には効果はあっても、長続きはしない。
  7. 「どうすればもっと楽しめるか」を、もっと真剣に考える。
  8. コンプレックスに、才能が隠されている。
  9. 本当に好きなことは、難しくても楽しく感じてしまう。
  10. 得意なことというのは「先天的」。
    好きなことというのは「後天的」。
  11. 得意なことが好きなことになれば、怖いものはない。
  12. 三日坊主の数をこなそう。
  13. 小学生でもできる。
    才能は、○×の消去法で探し当てる。
  14. 本当に評価されるのは、実力ではない。
    何かを作って公開し、広く活用されること。
  15. 長く続けられることが才能。
  16. 「しなければならないこと」は身につかない。
    「したいこと」しか身につかない。
  17. 見栄、肩書、体裁から始まった才能は、1つもない。
  18. あなたが他人から、よく褒められることは何ですか。
  19. 厳しくつらい経験が、あなたを変える。
  20. 本当に好きなことは、毎日触れたいと願うもの。
  21. 「いつかしたい」と願うことは、それだけ強い気持ちがあるということ。
  22. 好きなことには、時間をかけたくなる。
  23. 理由もわからずほっとするところに、才能あり。
  24. 「must」で考えるところに、才能は存在しない。
  25. 邪魔をされてもやりたいこと。
    お金を出してでもやりたいこと。
  26. 「使命感」を感じ取っている人は、強く生きられる。
  27. 親からの影響を追い風にする人が成功する。
  28. 努力なしに経験できた出来事すべてを、肯定的に受け入れる。
  29. あなたの環境には2つある。
    外の環境と内の環境。
  30. 始まりはあっても、終わりはなくていい。

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