残念ながら自己投資には失敗があります。
最初からスムーズに進み、大きなリターンを得て万歳といきたいところですが、うまくいかないときも多い。
「何を持って失敗をするのか」という話ですが、それは「投資しただけのリターンが得られなかったとき」です。
読むつもりで本を買ったものの、内容が難しくて理解できず、途中で挫折してしまった。
「ダイエットをするぞ!」と意気込んだものの、気持ちが続かず、三日坊主で終わってしまった。
英会話スクールに通い始めたものの、欠席が続いてしまい、上達しないまま辞めてしまった。
期待していたリターンが得られず、自己投資の回収ができなかったとなれば、それは失敗ということになります。
しかし、失敗をしたとき「うまくいかなかったね」「お金をどぶに捨てたね」と終わらせるのではありません。
「なぜ失敗したのか」「どうすればうまくいったのか」と考えましょう。
失敗経験から「成功のタネ」を見つけるのです。
買った本が難しくて途中で挫折してしまったのなら、今度は基本レベルや初心者向けの本から選びましょう。
無理をしたせいでダイエットが三日坊主に終わったのなら、次からは無理のないダイエットにチャレンジしてみましょう。
英会話スクールに通い始めたものの、通いにくい場所のせいで挫折したのなら、次からはアクセスの良い場所を選びましょう。
失敗には必ず原因があります。
そしてどんな失敗にも、教訓や反省があります。
それらを生かせばいいのです。
原因をクリアにして、教訓や反省を生かして再チャレンジしたい。
失敗をバネにして、次の自己投資がうまくいけば、マイナスが帳消しになり、プラスに転じます。
原因をクリアして再チャレンジすれば、次はきっとうまくいくのです。