自己投資で大切なことは「サイクル」です。
自己投資は、以下のステップを繰り返します。
結局のところ、この繰り返しなのです。
たとえば、自分に投資して、仕事に役立つ資格を取得します。
資格を取ることで仕事の幅が広がり、収入アップ・キャリアアップにつながります。
しかしそこで終わりにするのではありません。
次はさらに上位の資格を目指します。
上位の資格を取得できれば、ますます仕事の幅が広がり、さらなる収入アップ・キャリアアップとなります。
あるところまで上り詰めたら、次は転職です。
新しく入った会社でも、仕事に役立つ資格を取得しては、自分に再投資を繰り返します。
こうして収入アップとキャリアアップを繰り返していき、どんどん自分をレベルアップさせていくのです。
自分に投資して、知識やスキルが身についてレベルアップすると、お金を稼げるようになります。
その稼いだお金は、そのままで終わりにするのではなく、再び自分に投資するのです。
投資と成長のサイクルがうまくいっていると、らせん階段になります。
横軸で見ると、同じ場所を行ったり来たりに見えますが、縦軸で見ると、どんどん上に上がってレベルアップしているのです。
自己投資とは、成長と投資のサイクルをぐるぐる回していくことをいいます。
1周で終わらせるのではありません。
10周20周と、どんどん回していくのです。
これをゲーム感覚で楽しめるようになると最強です。
やればやるほど楽しくなるし、やればやるほど成長します。
ロールプレーイングゲームの主人公のように、レベルアップをしながら、物語を攻略していく感覚になります。
大切なことは、このサイクルを止めないことです。
このサイクルには慣性の法則が働いていて、いったん止まると、再び動き始めるのに大きなパワーが必要になります。
ときどき休憩することはあっても、完全に止まることがないようにしたい。
ゆっくりマイペースでもいいので、少しずつ回していきましょう。
らせん階段をゆっくり上っていると、いつの間にか高いところまで上がっています。
これと同じように、自己投資のサイクルを回していると、いつの間にか大きくレベルアップした自分になっているのです。