自己投資には、お金が必要です。
一度にまとまったお金が必要になることも少なくありません。
しかし自己投資をしたくても、資金不足のため、アクションを起こせない人もいるでしょう。
気持ちは十分あるのに、お金がないせいで、動きたくても動けないのです。
そんなとき思い浮かぶのが「お金を借りる」という方法です。
自己投資は、借金をしてまでするべきでしょうか。
あくまで計画的であるなら、答えは「イエス」です。
お金が貯まるまで待っていると、状況が変わってチャンスを失う恐れがあるからです。
同じ状況がずっと続くということはありません。
チャンスがいつまでもあるというわけでもありません。
万物流転の世の中です。
時間がたてば状況が変わるし、チャンスがなくなることもあります。
通いたい教室があっても、お金が貯まるまで待っていると、家庭の事情で通うどころではなくなっているかもしれません。
教えてもらいたい先生がいても、お金が貯まるまで待っていると、引退や引っ越しでいなくなってしまうかもしれません。
海外留学をしたくても、お金が貯まるまで待っていると、為替や世界情勢の変化で厳しい状況となっているかもしれません。
未来のことはわかりません。
タイミングを逃してからでは遅いというケースがあります。
自己投資には不確実性があり、先が読めるようで読めないところがあるのです。
何より怖いのは「モチベーションの低下」です。
モチベーションは生ものです。
お金が貯まるまで待っていると、モチベーションも下がっているかもしれません。
熱いものは、いつか冷めるもの。
最初はモチベーションが高くても、しばらく時間がたつと、どうでもいい気持ちになっていることがあります。
「別に頑張らなくてもいいか」となっているかもしれません。
「善は急げ」「鉄は熱いうちに打て」という言葉があるように、気持ちが熱いうちに行動したほうがいいのです。
買い物で欲しいものがある場合、お金を貯めてから買うのが基本ですが、自己投資は例外です。
もたもたしていると、機会を失ったりモチベーションが下がったりなど、ろくなことになりません。
だからこそ自己投資は、借金が許されます。
もちろん無理な借金や無計画な借金はNGですが、あくまで計画的であるなら「借金もあり」という考え方でいきたい。
自己投資はやりたいときにやるのが一番効果的です。