仕事を依頼が来ました。
それは厳しい締め切りでした。
10日はほしいところ、3日で完了してほしいとのこと。
時間がなくて、十分な余裕がありません。
このとき、2通りの人に分かれます。
厳しい締め切りに諦める人と、燃える人です。
厳しい締め切りに諦める人は「時間がない。10日でできるわけがない。無理に決まってる」と弱音を吐きます。
やる前から諦めモードです。
あまりに締め切りが厳しいので、無理だといって、最初からギブアップするのです。
一方、厳しい締め切りに燃える人もいます。
「厳しい締め切りだけど不可能ではない。自分を試すチャンスだ! 絶対完了させてやる!」と燃えるのです。
厳しい締め切りにはタイムプレッシャーがあります。
タイムプレッシャーを生かせば、高い集中力を発揮でき、パフォーマンスが向上します。
集中力が極限まで高まってゾーンの状態になると、自分でも驚くような能力を発揮します。
感覚が研ぎ澄まされ、普段の自分にはできないことができるのです。
一種の恍惚感もあって、大変ですが気持ちがいい。
厳しい締め切りだからこそ良い仕事ができる、ということもあります。
厳しい締め切りに諦める人になるか、燃える人になるかで、人生が決まります。
「ストイックになるチャンス」と思えば、プラスに働きます。
間に合うかどうかはらはらどきどきしますが、その感覚を味わうことも楽しいものです。
タイムプレッシャーは上手に利用したい。
厳しい締め切りも、それはそれでメリットがあるのです。