公開日:2025年4月8日
執筆者:水口貴博

人生を上昇気流に乗せる30の方法

2

本を読んで「私のことだ」と思う人が成長する。

本を読んで「私のことだ」と思う人が成長する。 | 人生を上昇気流に乗せる30の方法

本を読んだとき、いかに自分事として考えられるかです。

実用書やビジネス書では、著者の体験談が紹介されています。

漫画や小説では、ユニークな物語が描かれています。

著者と自分とは別々の人間です。

たどってきた人生が違います。

著者の体験談はあくまでその人の話であり、漫画や小説の物語はあくまで架空の話です。

本を読んだとき、遠い世界の話に思えたり、自分とは住む世界が違っていたりすると感じることが少なくありません。

「これはあり得ない話だね」「これは特殊な事例だね」と思う。

そんなとき「私には関係ない」と思ったら、せっかく本を読んでいる意味がありません。

参考になることがないと思って終わりです。

大切なことは、自分に当てはめて考えることです。

成長が早い人は、本を読んだとき、自分と似ているところ・重なるところを探します。

近い状況があればいいのです。

できるだけ自分と照らし合わせながら読み進めます。

少しでも自分と似ているところ・重なるところがあれば「自分のことだ」と思います。

そしてその中から、自分に起こっている問題解決のヒントを見いだします。

あるいは、たっぷり共感して、勇気をもらったり、生きる希望を得たりします。

これが自分事として捉えるということです。

たとえば、小説の物語で「試験前に一夜漬けをしたものの失敗した」というシーンがあったとします。

普通に人ごととして捉えては面白くありません。

「私も同じような経験がある。私のことだ」と思えば、その話が頭に入ってくるし、反省もできます。

つまり、積極的に自分と重なるところを探していくことです。

戦時下のウクライナでは、漫画『進撃の巨人』が人気です。

漫画の内容が、戦時下のウクライナと似ているということで、現地の人に読まれているのです。

いかに「私のことだ」と思っていけるかです。

成長が遅い人は「私のことだ」と思うことが少ないのです。

人ごとと思って本を読んでいると、自己投影もできず「私のことだ」と思うこともできません。

自分に当てはまることがあっても、気づかずスルーしてしまいます。

「これは特殊な事例だ。ちょっと私のケースと外れているね。参考にならないね」で終わりです。

自分に当てはめることなく、普通に読んで終わりでは、成長しません。

成長が早い人は、本を読んだとき、自分と似ているところ・重なるところを探します。

少しでも自分に当てはまることがあれば「私のことだ」とすぐ反応します。

「私のことだ」と思うと、自分事として捉えられるし、吸収も早くなります。

性別も年齢も住む世界も違っていてもいいのです。

本を読むときは、自分と似ているところ・重なるところを見つけることが大切なのです。

人生を上昇気流に乗せる方法(2)
  • 積極的に自分と重なるところを探していく。
隙間時間の「1ページ読書」を積み重ねる人が、成長する。

人生を上昇気流に乗せる30の方法

  1. さあ、今日も新しい青春が始まった。
  2. 本を読んで「私のことだ」と思う人が成長する。
  3. 隙間時間の「1ページ読書」を積み重ねる人が、成長する。
  4. 本は「行き」に買うのが正解。
  5. 「お金がないからストレスを解消できない」は、誤解。
  6. 運動が苦手という人はいても、歩くのが苦手という人はいない。
  7. 目標が多いから、達成できない。
    目標を絞れば、達成できる。
  8. なぜバラエティー番組では、いつも活気に満ちているのか。
  9. 「今やっておけば、後が楽になる」と思えば、今すぐやる気が起きる。
  10. 態度の差が出るのは、慣れたとき。
    毎回のことでも、守衛さんには丁寧に社員証を見せる。
  11. 「絶対うまくいくよ」と言ってくれた人に感謝する。
  12. やらなければいけない仕事でやる気を出す方法とは。
  13. 「今日の占い」を見逃したとき。
  14. 本当に大切なことなら、ベストを尽くすこと。
  15. 生まれつき持病があるからといって、長生きできないとは限らない。
  16. 厳しい締め切りで諦める人がいる。
    厳しい締め切りで燃える人がいる。
  17. 私たちが見落としがちな幸せな瞬間とは。
  18. 試験の合格率を上げるシンプルな方法とは。
  19. くだらないことを大真面目にすることで、素晴らしいものが生まれる。
  20. にこにこしながら「大丈夫」と叱る上司に、部下はついてくる。
  21. 前の人が改札で引っかかっても、むっとしない。
  22. ダブルブッキングになっても、焦らない、腹を立てない。
  23. 逆転負けをしたときでも、試合後の挨拶を忘れない。
  24. 他の参加者と交流したいなら、早めに会場入りするのが良い。
  25. ちょっとしたプレゼントほど、いつ誰にもらったか忘れやすい。
  26. 一生懸命やって結果が出ないときは、○○が足りないことを疑ってみる。
  27. 荷物入れがあるにもかかわらず、隣の席に荷物を置くのはNG。
  28. 順番を譲る人に悪い人はいない。
  29. 渋谷から上野に行くルートには、人生哲学が隠されている。
  30. 年末の大掃除は、いつ行うのが良いのか。

同じカテゴリーの作品

HAPPY LIFESTYLEからおすすめの3冊

3:55

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION