読書は「いかに隙間時間を活用するか」です。
多忙な社会人の場合、まとまった時間を取るのはなかなか難しい。
朝から晩までやることが山のようにあって、たった10分の、まとまった時間を作るのすら大変です。
そこで大切にしたいのが「隙間時間」です。
隙間時間の読書が、その人の成長に関わります。
短い時間でも、1ページ読めればOK。
1ページの読書を軽く考えてはいけません。
1ページでも、れっきとした読書です。
いかに「1ページ読書」を積み重ねていくかで、成長が決まります。
駅のホームで電車を待っていて「次の電車が来るのは1分後」というケースがあるとします。
1分あれば、1ページは読めます。
ここで「1ページしか読めない」という人と「1ページ読める」という人に分かれます。
「1ページしか読めない」と「1ページ読める」とは似て非なるものです。
「1ページしか読めない」という人は、もう少し隙間時間があっても読みません。
「1ページ読んでも仕方ない」「もっとまとまった時間があるときに読む」などと言って、結局読まないのです。
「1ページ読める」と言う人は、しっかり読みます。
1ページであっても、100回繰り返せば、100ページです。
200回繰り返せば、200ページです。
200ページあれば、本1冊読めることになるのです。
200回と聞くと多いように思えますが、隙間時間は生活にたくさんあるので、意外とあっという間です。
隙間時間を活用すれば、読書がすいすい進みます。
どこまで読み進めたのかわからなければ、付箋を利用すればいいだけのことです。
付箋は、ページ単位だけでなく、行単位でも細かく印をつけられるので、読書の再開がスムーズです。
「1ページ読める」という人になることです。
1ページ読書を積み重ねていくと「私はやればできる」と思え、自己肯定感も上がります。
たかが1ページ、されど1ページ。
小さな一歩の積み重ねを大切にしてください。
隙間時間の「1ページ読書」を積み重ねる人が、成長するのです。