執筆者:水口貴博

スピード出世する
30の方法

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少々雑であってもいいから、
仕事の処理スピードを上げろ。

少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。 | スピード出世する30の方法

出世を目指すなら、仕事のスピードアップを目指しましょう。

すなわち「仕事の処理スピードを上げる」ということです。

仕事の処理スピードは速ければ速いほどよい。

処理スピードが速くなればなるほど、短時間で多くの仕事をこなせます。

少々雑であってもいいので、仕事の処理スピードを1分1秒でも上げることを意識してください。

スピードは正義です。

遅くて困ることはあっても速くて困ることはありません。

仕事の処理スピードは、速ければ速いほど高い評価につながります。

同じ仕事であっても、仕事の遅い人より速い人のほうが優秀に映ります。

現代はスピード社会ですから、ますますスピードの必要性・重要性が高まっています。

時間の評価は、主観が入らないため安定する

なぜスピードを意識することが大切なのか。

一番の理由は、短時間で多くの仕事を処理できることですが、それだけではありません。

スピードは、主観が入らないからです。

私たちが仕事をするとき「質」を意識することが多いのではないでしょうか。

できるだけ完成度の高い仕事に仕上げようと思うはずです。

もちろん質は大事ですが、ここにちょっとした落とし穴があります。

質の評価は「主観」が入るため、人によってばらつきます。

たとえば、企画書を作る仕事があるとします。

あなたが発案した企画は、人によって評価が異なるでしょう。

ある人は「よい企画だ」と高く評価するかもしれませんが、別の人は「平凡な企画だ」と低く評価するかもしれません。

価値観は人によって異なるため、質の評価も人によって異なるのです。

一方、時間は違います。

時間は「主観」が入りません。

たとえば、1時間で企画書を仕上げたなら、誰にとっても1時間です。

あなたが1時間で企画書を仕上げれば、誰からも1時間であり「もう仕上げたの!」と驚かれるでしょう。

企画書の中身は平凡であっても、速い仕事を印象づけることができます。

時間は主観が入らないため、スピードが速くなるに比例して評価も高くなります。

そのため質よりスピードで勝負するほうが、人に関係なく安定した評価を得やすくなるのです。

平凡な雑用であっても、スピードアップの余地がある

1分1秒でも、処理スピードのアップを心がけてください。

段取りを工夫したり便利なツールを使ったり自動化を取り入れたりなど、できることがあるはずです。

1秒の時短が60回繰り返されれば1分となり、1分の時短が60回繰り返されれば1時間です。

パソコンを使う仕事なら、ショートカットの習得が有効です。

全選択・コピー・ペーストなどの操作は、マウスではなくキーボードで行いましょう。

マウスよりキーボードのほうが楽に素早く操作でき、処理スピードのアップにつながります。

ショートカット1回分の時短効果は小さくても、積み重なると大きな差となります。

コピー機による印刷のようにスピードが固定されていることでも、知恵と工夫によってスピードアップを図ることが可能です。

たとえば、逆ページからコピーしていけば、仕上がったとき、ページが昇順に整います。

後からページ順を整える作業を省略できるため、結果としてスピードアップにつながります。

平凡な雑用であっても、スピードアップの余地があるのです。

スピードアップのコツを見つけることも、仕事の楽しみの1つ

どんな仕事であっても、「もっと速く仕上げられないか」と考えてください。

どんな仕事でも必ずスピードアップのコツがあります。

スピードアップのコツを見つけることも、仕事の楽しみの1つです。

レスポンスは早いほうがプラスに働くように、仕事の処理スピードも速いほうがプラスに働きます。

仕事は多少雑であってもいいので、処理スピードの向上を心がけてください。

仕事の処理スピードが速くなれば、スピード出世を果たせるでしょう。

スピード出世する方法(2)
  • 少々雑であってもいいので、仕事の処理スピードを上げる。
電話やメールのレスポンスを早くすると、出世も早くなる。

スピード出世する30の方法
スピード出世する30の方法

  1. スピード出世には「かわいげ」が必要。
    スピード出世には「かわいげ」が必要。
  2. 少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。
    少々雑であってもいいから、仕事の処理スピードを上げろ。
  3. 電話やメールのレスポンスを早くすると、出世も早くなる。
    電話やメールのレスポンスを早くすると、出世も早くなる。
  4. 出世したいなら「聞き上手」に徹するのが吉。
    出世したいなら「聞き上手」に徹するのが吉。
  5. 精神論は、出世の落とし穴。<br>方法論は、出世に続く階段。
    精神論は、出世の落とし穴。
    方法論は、出世に続く階段。
  6. ポジティブ思考は、出世に欠かせない要素。
    ポジティブ思考は、出世に欠かせない要素。
  7. 第一印象に力を入れすぎる人は、仕事ができない。
    第一印象に力を入れすぎる人は、仕事ができない。
  8. マニュアルも、一種の芸術作品。<br>重く受け止めじっくり読む人が、スピード出世を果たす。
    マニュアルも、一種の芸術作品。
    重く受け止めじっくり読む人が、スピード出世を果たす。
  9. 上司より30分早く出社する人が、スピード出世する。
    上司より30分早く出社する人が、スピード出世する。
  10. コミュニケーションスキルの高い人ほど、出世が有利になる
    コミュニケーションスキルの高い人ほど、出世が有利になる
  11. ストレス解消法の習得は、出世の条件の1つ。
    ストレス解消法の習得は、出世の条件の1つ。
  12. 無責任な人は、出世できない。<br>責任感のある人が、出世する。
    無責任な人は、出世できない。
    責任感のある人が、出世する。
  13. 感謝の手間を省くと、スピードダウンになる。<br>感謝の手間をかけると、スピードアップになる。
    感謝の手間を省くと、スピードダウンになる。
    感謝の手間をかけると、スピードアップになる。
  14. しっかり体を鍛えておこう。<br>病気やストレスに強い人は、出世にも強い。
    しっかり体を鍛えておこう。
    病気やストレスに強い人は、出世にも強い。
  15. 自らの行動を振り返り、改善できる人が、出世する。
    自らの行動を振り返り、改善できる人が、出世する。
  16. 出世ができる人は、行動力がある。
    出世ができる人は、行動力がある。
  17. 「出世した自分」をイメージしよう。<br>ポジティブなイメージは、未来を切り開く力となる。
    「出世した自分」をイメージしよう。
    ポジティブなイメージは、未来を切り開く力となる。
  18. 打ち合わせは、時間どおりに終われば十分というわけではない。<br>終了時間前に終わらせよう。
    打ち合わせは、時間どおりに終われば十分というわけではない。
    終了時間前に終わらせよう。
  19. 「負けを認めないかぎり負けではない」というフレーズには要注意。
    「負けを認めないかぎり負けではない」というフレーズには要注意。
  20. スピード出世をする人は、積極的に議事録係を引き受ける。
    スピード出世をする人は、積極的に議事録係を引き受ける。
  21. 上司の視点で仕事をする人が、スピード出世する。
    上司の視点で仕事をする人が、スピード出世する。
  22. スピード出世する人には「チャレンジ精神」がある。
    スピード出世する人には「チャレンジ精神」がある。
  23. 覚えなければいけない仕事は、寝る前にするとスムーズ。
    覚えなければいけない仕事は、寝る前にするとスムーズ。
  24. 上司は出世を果たした成功者。<br>上司を見れば、出世に必要な条件も見えてくる。
    上司は出世を果たした成功者。
    上司を見れば、出世に必要な条件も見えてくる。
  25. こびを全否定してはいけない。<br>「よいこび」と「悪いこび」の2つがある。
    こびを全否定してはいけない。
    「よいこび」と「悪いこび」の2つがある。
  26. 「給料が少ない」と文句を言う人は出世できない。<br>「給料をもらいすぎ」と感謝する人が出世する。
    「給料が少ない」と文句を言う人は出世できない。
    「給料をもらいすぎ」と感謝する人が出世する。
  27. ライバルの仕事を妨害することほど、見苦しいことはない。
    ライバルの仕事を妨害することほど、見苦しいことはない。
  28. 仕事の癖は、滑稽に思うものではなく、誇りに思うもの。
    仕事の癖は、滑稽に思うものではなく、誇りに思うもの。
  29. 体を動かすことの少ないデスクワーカーであっても、アスリートの意識は必要。
    体を動かすことの少ないデスクワーカーであっても、アスリートの意識は必要。
  30. 正義感の強さは、出世の足かせになることもある。
    正義感の強さは、出世の足かせになることもある。

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