コピーを取るとき、あなたはまず何から始めますか。
ボタン操作や用紙の角度チェックから始める人が多いですが、実はもっと大切で、忘れがちなファーストステップがあります。
コピー機のガラス面をきれいにすることです。
コピー機のガラス面は汚れていることがあります。
ごみの破片が残っていたり黒い汚れが付着していたりです。
油性ペン・水性ペンは、筆跡が乾かないうちにガラス面に押し付けると、液がガラスに付着して黒い汚れとして残ります。
そのままコピーをすると、ごみや汚れまで一緒にコピーされてしまい、はっきり黒い点となって目立ちます。
黒い点が映っていると「きれいにコピーとできた」とは言えません。
残念な結果となってしまい、場合によってはコピーのやり直しが必要になるのです。
以前使用していた誰かによるものです。
もちろん本人に悪気はないのでしょうが、時折あって悩まされるのです。
コピーを始めるときは、まずガラス面をきれいにしましょう。
ぱっと見て問題なさそうでも油断は禁物です。
ガラス面は透明なので見えていないだけかもしれません。
ティッシュを滑らせると、ごみや汚れがごっそり取れて驚かされることがあります。
特に油性ペンはしっかりこびりついていて、なかなか取れなくて悩まされるでしょう。
しつこい汚れのときは、除菌ペーパーやウェットティッシュを使うとスムーズに取れるでしょう。
意外と役立つアイテムは、消しゴムです。
消しゴムでごしごしこすると、油性ペンのしつこい汚れもあっさり落ちるのでおすすめです。
「どうして私がコピー機の掃除しないといけないのだろう?」と不満に思うかもしれませんが、心を大にしてください。
あなたもコピーの際、気づかないうちに汚れを残しているかもしれません。
「お互いさま」と思えば、寛大な心になれ、丁寧に拭き取っていけるでしょう。
掃除の手間暇はかかりますが、そうとも限りません。
汚れによるやり直しを防止できるので、実は時短になります。
コピー取りはちょっとした雑用ですが、腕の見せどころです。
きれいなコピーは、する前の一手間から始まっているのです。