無断欠勤とは、従業員が事前の連絡を入れることなく、会社を休むことをいいます。
無断欠勤は社会人として避けるべき行為です。
正当な理由がないかぎり、無断欠勤だけは徹底回避を心がけましょう。
上司に悪い報告をしなければいけないときがあります。
仕事ではトラブルがつきもの。
悪い報告をしたがる人はいません。
仕事を依頼されてから着手するまでの時間に注目です。
・A君は、上司に仕事を依頼されてから「10分」で着手
・B君は、上司に仕事を依頼されてから「1時間」で着手
なぜメールの返信が遅くなるのか。
それは「できるだけ早く返信する」と思っているからです。
メールの返信が遅い人は、できるだけ早く返信することを心がけています。
今あなたが抱えている問題は何でしょうか。
1つも問題を抱えていなければいいのですが、そうでない人も多いのではないでしょうか。
抱えている問題があれば、紙に書き出してみてください。
仕事では「報告や連絡が大切」といわれます。
報告とは「仕事の『結果』を伝えること」をいい、連絡は「仕事の『進捗』を伝えること」をいいます。
報告も連絡もビジネスでは欠かせないため、こまめに行うことが求められます。
仕事をしていると、上司や先輩から指摘や注意を受けることがあるでしょう。
ところが、その言い方が回りくどくて、すっきり理解できないときがあります。
回りくどい言い方をされると、部下としては何を言っているのか意味がわかりません。
トラブルを起こしやすい人は、人を不快にさせる言葉をよく口にしています。
たとえば、相手を見下すような言葉遣いです。
「頭が悪いねえ」
出張に行ったとき、上司に報告書を提出する状況があります。
このとき、なかなか報告書を提出しない人がいます。
報告書をまとめるには、正確で詳細な情報が欠かせません。
賃貸契約や商品購入では「仮押さえ」をお願いできることがあります。
仮押さえとは、結論を出すまでの間、一時的に確保しておくことをいいます。
正式に依頼するかどうか、その場ですぐ結論を出せないときは、仮押さえが便利です。
なかなか相手からメールの返信がなくて困ることがあります。
メールはキャッチボールです。
こちらがメールを送って、相手から返信があり、それにまた返信する形を取ります。
みんながいるところに行くと、妙に静まり返っていることがあります。
わいわい話しているかと思いきや、ろくに誰もしゃべっていません。
話すとしても、小声でこそこそです。
たとえば、友人や恋人と食事に行くとき、こんなやりとりがあります。
「何が食べたい? どこのお店に行く?」と聞くと「イタリアンがいいかな」という話になりました。
近場にある評判の良いイタリアンのお店があるので、さっそく足を運びます。
テレビやニュースでは、たくさんの成功者が取り上げられています。
成功者は憧れの存在です。
さまざまなメディアから引っ張りだこで、大々的に取り上げられるのが恒例です。
人と待ち合わせのとき、15分前に到着しました。
公共交通機関の遅延もなく、乗り継ぎもスムーズだったので、思ったより早く到着できました。
約束の時間より早めに来たので、自分のほうが先かなと思ったら、すでに相手がいました。
仕事ではやり直しが必要になることがあります。
途中からやり直しができればいいのですが、仕事の種類によってはできないことがあるでしょう。
やり直しが許されない仕事は少なくありません。
意外と怖いのが「ウェブカメラ」です。
動画サイトでライブ配信をする人が増えています。
テレワークによるウェブ会議が増え、普通の人でもウェブカメラを使う機会が増えました。
商談の際、なかなかお金の話を出さないクライアントがいます。
「いつお金の話になるのだろうか」と思っていると、結局お金の話が出ないまま、1回目の商談が終了です。
次の商談でお金の話が出てくるかと思いきや、2回目もスルーで終了です。
ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出してください。
「準備不足」ということになるからです。
病院や海外旅行に行くとき、ペンを持参しない人がいます。
セミナーではたいてい最後に質疑応答の時間があります。
「それでは質疑応答に入ります。質問がある方は挙手をお願いします」
このとき、気になるマナー違反を見かけることがあります。
ときどき質問を質問で返す人がいます。
「失礼ですが、今、何歳なんですか?」
「いくつに見えますか?」
会社では、ブレーンストーミングでアイデアを出し合う場面があります。
「三人寄れば文殊の知恵」という格言があるように、集団でアイデアを出し合えば、より良いアイデアが出る確率もアップします。
このときリーダーは、立派なアイデアを出したくなるかもしれません。
仕事が納期に間に合わなかったり、成果物に不良があったりするときがあります。
上司や取引先に報告すると「いいですよ」と許してくれるかもしれません。
嫌な顔を一つも見せることはありません。
嫌われる上司は、部下の帰り際にわかります。
部下が身支度をしているとき、わざと残業になるような仕事を命じます。
「これ、今日中にお願い」と一言言って、帰ろうとする部下をためらいもなく引き留めます。
香水は、難しい問題です。
鼻は、香りに慣れやすい器官です。
慣れてしまうと自分では香りが小さいと思い、いつの間にかつけすぎているケースがあります。
会議では、ネガティブな空気に包まれることがあります。
悪い報告があったり、厳しい指摘を受けたり、なかなか良いアイデアが出なかったりなど。
お通夜のような空気に包まれるときがあるもの。
仕事のストレスはどこで解消させますか。
一般的には「仕事のストレスはプライベートで解消」というケースが多いのではないでしょうか。
たしかに場所や環境を変えることで、気持ちが切り替わります。
コピーを取るとき、あなたはまず何から始めますか。
ボタン操作や用紙の角度チェックから始める人が多いですが、実はもっと大切で、忘れがちなファーストステップがあります。
コピー機のガラス面をきれいにすることです。
会社員であることを揶揄する言葉として「歯車」があります。
ときどき会社の歯車であることに嘆く人がいます。
「自分は会社の歯車でしかない」と。
依頼された仕事には、締め切り日の設定があります。
締め切り日は、仕事の進め方を決める重要な基準です。
カレンダーに締め切り日を書き込み、締め切り日から逆算して仕事の予定を立てるでしょう。
無断欠勤とは、従業員が事前の連絡を入れることなく、会社を休むことをいいます。
無断欠勤は社会人として避けるべき行為です。
正当な理由がないかぎり、無断欠勤だけは徹底回避を心がけましょう。
もちろん急な事故やトラブルに見舞われることもあるでしょう。
予測不能な不可抗力に見舞われることもあるかもしれません。
事情がある場合もありますが、正当な理由がないかぎり、無断欠勤は徹底回避を心がけてください。
遅刻も悪印象ですが、無断欠勤はさらに悪印象です。
一度でも無断欠勤をすると「要注意人物」としてマークされ、人事評価に影響します。
どれだけ日頃の業務成績が良くても、無断欠勤をすると上司や先輩から目をつけられ、評価ががた落ちになります。
「一度くらいではないか」と思うかもしれませんが、それが油断というものです。
一度でも裏切り行為があれば相手を信用できなくなるように、一度でも無断欠勤があると信用が急落します。
無断欠勤はそのくらい信用を大きく損なう行為です。
無断欠勤を繰り返すと、会社のブラックリストに載るのは確定です。
会社にいられなくなる可能性が高くなります。
前日に急な事情で出社ができないことになったら、その日のうちに連絡を入れることです。
連絡を入れるくらい簡単にできるはずです。
出社中に事故やトラブルに見舞われることもあるでしょう。
出社時間には間に合わないかもしれませんが、午後になってもいいので、早めに連絡を入れておくのが賢明です。
上司に悪い報告をしなければいけないときがあります。
仕事ではトラブルがつきもの。
悪い報告をしたがる人はいません。
悪い報告はゼロにしたいものですが、なかなか難しいのが現実です。
当然ですが、黙ったままというわけにもいきません。
悪い報告をしなければいけないときは、大きなストレスがあります。
怖い上司であれば、なおさら報告しにくいはずです。
悪い報告をするとき、言い訳から始める人がいます。
「実は調子が悪くて思うようにいかず、またこういう事情もありまして……」
悪い報告のショックを少しでも和らげようと、まず言い訳から始めます。
結論は後回しにして、ぐだぐだ言い訳ばかりです。
これは良くありません。
言い訳から始めると、回りくどい印象を与え、上司をいらいらさせてしまいます。
自己保身・責任回避の印象も強くなるため、ますます上司を不機嫌にさせることになる。
「結論は何だ。はっきり言ってくれ!」と叱られるのがオチです。
結論から話すのがマナーとわかっていても、悪い報告をするときは、つい結論を後回しにしがちです。
悪い報告は、スピードが命です。
対処ができることも、報告が遅くなると手遅れになる可能性があります。
悪い報告であればあるほど、一刻も早い報告が求められます。
悪い報告をするときは、まず結論から始めましょう。
最初にずばっと言ってしまうのです。
ビジネスでは結論から話すのがマナーですが、悪い報告のときも同様です。
悪い報告ほど、最初に言ってしまうのがベストです。
驚かれたり叱られたりするかもしれませんが、それが正しい順番です。
仕事を依頼されてから着手するまでの時間に注目です。
それぞれ比べると、仕事の着手はA君のほうが早いとわかります。
50分の時間差があるため、2人の仕事能力が同じなら、完了はA君のほうが早くなるはずです。
こうして客観的に見ると差は歴然ですが、実際はいつの間にかB君のように、なかなか着手しない状況があります。
上司に仕事を依頼されて「はい、わかりました」から引き受けたものの、なかなか着手しないことが多いのです。
大切なのは「いかに着手を早くするか」です。
もちろんすでに対応中の仕事があって着手が遅くなる場合もありますが、安易な理由で着手が遅いことがあります。
「午あとから取りかかろう」
「休憩を入れてから取りかかろう」
「腹ごしらえをしてから取りかかろう」
いろいろな理由をつけて、仕事の着手が遅くなっていることが少なくありません。
仕事をするのがおっくうなので、わざと理由をつくって、先延ばししている状況もある。
仕事を後回しにしているうちに、仕事そのものを忘れていることすらあります。
そのうち上司から「あれはどうなった?」と聞かれて、焦ることになるのです。
仕事は、処理のスピードばかりに気をとられてはいけません。
早く完了させたいなら「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げることです。
着手が早ければ早いほど、完了も早くなるのです。
「よし、A君のように10分で着手しよう!」
そう思ったあなた。
実は、A君もまだ十分早いとは言えません。
A君の場合、依頼されてから10分で着手しました。
もちろん着手に1時間かかったB君より一回り早くて良いのですが「10分のタイムロスが発生している」と言えます。
理想は「0分の着手」です。
依頼された瞬間に取りかかるのがベストです。
すでに対応中の仕事があって、すぐ着手できない場合もあるでしょう。
優先順位の関係から今すぐ着手できないことがあるのは仕方ありません。
そんなときは、上司に「今対応中の仕事が終わってからでよろしいでしょうか」と一言伝えておくと安心です。
惰性や怠慢で着手が遅いわけではなく、きちんと事情があることを伝えておけば、理解を示してくれるでしょう。
いつまでに終わらせられるかも伝えておけばパーフェクトです。
着手のスピードを上げることが、結果として仕事のスピードを上げることにもなるのです。
なぜメールの返信が遅くなるのか。
それは「できるだけ早く返信する」と思っているからです。
メールの返信が遅い人は、できるだけ早く返信することを心がけています。
何事もスピードが欠かせません。
できるだけ早く返信するのは良い心がけに思われがちですが、ここに落とし穴があります。
「抽象的」なのです。
「できるだけ早く」は抽象的です。
具体的な数字がありません。
具体的な数字がないから、目標が曖昧になります。
「急いで返信しなくてもいいよね」「別にあとから返信してもいいよね」という油断を生みやすい。
「できるだけ早く」は「主観が入りやすい」という特徴があります。
忙しいときと余裕があるときとでは「できるだけ早く」の幅が変わります。
心理状態によって「1日」と思うこともあれば「3日」と思うこともあるでしょう。
「できるだけ早く」の時間感覚は、そのときの心理や状況によってころころ変わるのです。
結果としてメールの返信が遅くなります。
先方から「先日のメールの件はどうなりましたでしょうか」と催促メールが来て、はっとするのです。
メールの返信を早くするには、具体的な数字を含めたルールを設けてください。
最もおすすめのルールは「24時間以内に返信する」です。
具体的な数字に掲げることです。
数字は主観が入りません。
忙しいときでも余裕のあるときでも、心理状態に関係なく、24時間は24時間です。
24時間以内に返信すると思えば、がぜんやる気が生まれます。
具体的な数字があれば、目標が明確になります。
タイムリミットが設定されることで、良い緊張感が生まれます。
受信日の日付に1を足すだけでいいので、目標がわかりやすいこともメリットです。
時には24時間以内に回答できないメールもあるでしょう。
そんなときは「メールを拝受いたしました。確認ができ次第メールいたします」という内容でメールを送ればいいのです。
「メールを受け取りました」「回答までに時間を頂戴します」という断りのメールであれば送れるはずです。
「メールは24時間以内に返信する」と決めてください。
自分の中でルールをはっきり決めておくことが大切です。
「24時間以内に返信する」と思えば、おのずと意識が高まります。
どんなメールも24時間以内に返信できるようになります。
先方から「いつもメールが早いですね」とお褒めの言葉をいただけるのです。
今あなたが抱えている問題は何でしょうか。
1つも問題を抱えていなければいいのですが、そうでない人も多いのではないでしょうか。
抱えている問題があれば、紙に書き出してみてください。
問題は「見たくない」「考えたくない」という心理的な抵抗があって目を背けがちです。
臭いものにふたをするような状態になりやすい。
これは無意識に起こります。
つい対処を先送りしたり、問題があるのに「ない」と錯覚を起こしたりします。
問題解決を先送りすると、問題は悪化の一途をたどるばかりです。
問題を無視したままでは、未来永劫に解決できません。
問題は、いつか解決しなければなりません。
そこで大切なのが「問題を紙に書き出す」というアクションです。
まず紙に書き出しましょう。
書き出すだけでいいのです。
じっくり自分の生活を振り返って、今抱えている問題を赤裸々に書き出してみてください。
紙に書き出すだけならハードルは低く、簡単にできるでしょう。
人に見せるものではなく、あくまで自分だけのプライベートなものですから、気兼ねなく書き出せばいいのです。
お金の問題、仕事の問題、家庭の問題、健康の問題、人間関係の問題など。
シンプルな箇条書きでかまいません。
複数あるなら、それぞれリストアップしていきましょう。
書き出してみることで、自分が抱えている問題をきちんと認識できます。
自分が抱えている問題が見えるようになるだけでも、ずいぶん気持ちが楽になります。
紙に書き出すことで、視覚化だけでなく客観視もできるようになるため、必要なアクションも考えやすくなります。
紙に書き出してみると「大したことないではないか」と気づかされることも少なくありません。
頭の中だけ考えているから大げさに感じるだけであって、紙に書き出してみると、拍子抜けすることがあります。
問題を紙に書き出したら、解決に必要なことを考えていきましょう。
視覚化されているので、整理して考えやすくなります。
今すぐ解決できればベストですが、なかなか難しいこともあるでしょう。
一度に解決できないことなら、いくつかの段階に分けて取り組んでください。
大きな問題も、2分割や3分割にすれば、難易度が下がって取り組みやすくなります。
必要なアクションが見えたら、小さなことでもいいので、できることから取りかかっていきましょう。
問題を紙に書くだけで、解決がぐっと容易になるのです。
仕事では「報告や連絡が大切」といわれます。
報告とは「仕事の『結果』を伝えること」をいい、連絡は「仕事の『進捗』を伝えること」をいいます。
報告も連絡もビジネスでは欠かせないため、こまめに行うことが求められます。
ビジネスマナーの本には必ず書かれている基本なので、すでにご存じの方も多いでしょう。
こうした話を聞くと「よし、報告・連絡をたくさんするぞ!」と意気込む人がいます。
もちろんないよりはいいのですが、だからといってたくさんするのも違うのです。
報告や連絡が大切とはいえ、1回1回が長々するのは良くありません。
1回の報告や連絡が10分も20分もかかるようでは、上司の時間を奪うことになって負担になります。
ぐだぐだした印象が強くなり、かえって上司の迷惑になってしまうのです。
真面目な人は、とにかく報告や連絡をたくさん行おうとしがちなので、特に注意が必要です。
報告・連絡で大切なのは「量」ではなく「回数」を増やすことです。
報告や連絡をするときは、上司の時間を割くことになるため「簡潔さ」が求められます。
順調という報告や連絡であれば、目安は「一言」です。
さっと一言で終わらせます。
順調に進んでいるなら「順調です。問題はありません」の一言で十分です。
基本的に1分以内で終わらせることがほとんどになるでしょう。
もちろんトラブル発生で込み入った話になる場合は別ですが、シンプルな内容であれば、一言で済ませるのがベストです。
長くても「3分」が限界です。
3分を超えると、長い印象が強くなるため、抵抗感を持たれます。
順調という報告や連絡ですから、できるだけ簡潔にまとめるようにしましょう。
報告も連絡も、一言を心がけ、その分回数を増やしていくようにしましょう。
こうすることで「こまめな報告・連絡」が実現されます。
仕事をしていると、上司や先輩から指摘や注意を受けることがあるでしょう。
ところが、その言い方が回りくどくて、すっきり理解できないときがあります。
回りくどい言い方をされると、部下としては何を言っているのか意味がわかりません。
なかなかスムーズに理解できず困惑します。
抽象的で遠回しな言い方をされると、ちょっといらいらすることもあるかもしれません。
そんなとき、目上の人に向かって「はっきりおっしゃってください」と言う人がいます。
部下としてはきちんと理解したくて言いたくなるのはわかりますが、ここは注意したい場面です。
目上の人に向かって「はっきりおっしゃってください」と言うのはNGです。
それは失礼な発言であり、上司や先輩は眉をひそめるでしょう。
目上の人に逆ギレしているのと同じことになるからです。
上司や先輩は、意味もなく回りくどい言い方をしているのではありません。
なぜ上司や先輩は回りくどい言い方をするのか。
きちんと本人に考えてもらいたいからです。
上司や先輩は、部下の教育について考えています。
単に答えをぽんと教えればいいわけではありません。
答えだけ教えると、部下は自分の頭で考えなくなり、本人の成長につながりません。
そこでヒントだけ与え、できるだけ本人に考えさせる形で理解を促し、答えに導こうとします。
その話し方が、部下にとっては回りくどく感じてしまうのです。
「はっきりおっしゃってください」と言おうものなら、偉そうな部下として映ります。
上司や先輩から嫌われ、ますます評価を落とすことになるでしょう。
社内で干される可能性もゼロではありません。
目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言いたくても、喉でとめて、自分の頭で考えるのが賢明です。
自分なりに理解できれば「こう理解をしましたが、よろしいでしょうか」という聞き方で確認してみるといいでしょう。
もちろん低姿勢であることも忘れません。
その理解が正しければ、上司や先輩はうなずいてくれます。
間違っているなら、丁寧に修正してくれるはずです。
トラブルを起こしやすい人は、人を不快にさせる言葉をよく口にしています。
たとえば、相手を見下すような言葉遣いです。
「頭が悪いねえ」
「そんなこともできないの?」
「使えない人だなあ」
「あなたにできるわけがない」
「情けないなあ」
「どうせ失敗するよ」
「金銭感覚がおかしいんじゃないの?」
「Fランのくせに」
「あなたの代わりはいくらでもいる」
「そんなことをしても意味はないよ」
こうした言葉遣いがあると、悪気がなくても、悪印象を与えてしまいます。
案外言っている本人は、自分が不快な言葉を口にしていることに気づいていません。
普段から口にしているので、当たり前の口癖となっていて、自分では気づけなくなることがあります。
口癖になってしまうと、無意識のうちに人を傷つけたり、不快にさせたりします。
また仕事上で立場が高くなると、気づかないうちに偉そうなことを口にしてしまいがちです。
その結果、トラブルにもつながっていくのです。
いま一度、自分の口癖を見直してみましょう。
誰かの悪口を言っていないか、人をばかにするようなことを言っていないか、相手を見下すような言葉遣いをしていないか。
仕事上の立場が高くなっても、人を不快にさせる言葉はNGです。
何気なく口にしている一言が、トラブルの原因ということもあるのです。
出張に行ったとき、上司に報告書を提出する状況があります。
このとき、なかなか報告書を提出しない人がいます。
報告書をまとめるには、正確で詳細な情報が欠かせません。
こういう人は「報告書は結果がまとまってから提出するもの」と考えています。
「中途半端な報告書を送ってはいけない」「結果が出てから報告しよう」という考えにとらわれています。
これがいけないのです。
きれいに仕上げようとすると、報告書の提出が遅くなります。
結果が出るまでに時間がかかればかかるほど、報告書の提出も遅くなる。
上司は、報告が来るのを今か今かと待っています。
報告が遅くなればなるほど、上司はフラストレーションがたまっていらいらが募ります。
そうして上司はしびれを切らし「今どうなっているんだ?!」と厳しい一言を飛ばしてくるのです。
上司は、簡単でもいいので、とりあえず現状を知りたいのです。
結果が出てから報告書を提出するのではなく、中間報告を行いましょう。
「第1報」「第2報」「第3報」というように、その時点までにわかっていることを報告します。
取引先との打ち合わせで、手応えが良ければ「良好」という報告ができるでしょう。
あまりよろしくない状況であれば、そのことについての報告をします。
「どこまで話が進んでいるのか」「どこで話がこじれているのか」など、中間でも報告すべきことはあるはずです。
報告を何度も行うことになって手間かもしれませんが、ビジネスではスピードが優先です。
中間報告を行うことで、上司は現状を細かく把握できるので安心します。
変更・修正があれば、上司は、適宜指示を出せるため、臨機応変な対応もできるようになるのです。
もちろん中間報告で終わりではありません。
すべての結果が出たら、最後に最終報告書を提出しましょう。
中間報告と最終報告を行うことで、円滑なビジネスにつながるのです。
賃貸契約や商品購入では「仮押さえ」をお願いできることがあります。
仮押さえとは、結論を出すまでの間、一時的に確保しておくことをいいます。
正式に依頼するかどうか、その場ですぐ結論を出せないときは、仮押さえが便利です。
賃貸物件の仮押さえ、航空券の仮押さえ、会場の仮押さえ、人気商品の仮押さえ。
仮押さえをしておけば、その期間、他の人に先を越される心配はありません。
人気の物件や商品があっても、仮押さえをすることで、賢い買い物ができるようになります。
そんな仮押さえの場面で、残念なケースを見かけることがあります。
仮押さえをしたにもかかわらず、そのまま放置の人がいます。
仮押さえをさえをしたものの、その後の連絡がありません。
これはNGです。
「連絡をしなければ自動的にキャンセルになる」と思っているのです。
仮押さえをしたにもかかわらず、その後の連絡がないと、信用を失います。
業者の方から「仮押さえの件はどうなりましたでしょうか」と催促されたらアウトです。
催促されるのは、連絡が遅いと判断された結果であり、すでに信用が低下しています。
業者の方から「ルーズな人」「要注意人物」と見られていると思ってください。
仮押さえの無視は、きちんと履歴が残され、その後の取引の参考にされます。
仮押さえの無視が繰り返されれば、今後取引ができなくなるのです。
仮押さえをしている間、業者はその物件や商品を、他の人に販売する機会を失っていることになります。
問い合わせがあっても、仮押さえをされているものは断らなくてはなりません。
あとからキャンセルするならまだしも、音信不通になってしまっては、業者の人に大きな迷惑がかかります。
こうしたことを防ぐためにも、仮押さえをする際は、結論をいつまでに出すか併せて伝えておきましょう。
「来週の水曜までに連絡します」「今月中には結論を出します」など、期限を設定すれば、先方も安心です。
ど忘れがないよう、手帳、カレンダー、ToDoリストに期日を書き込んでおくことも欠かせません。
仮押さえをするということは、信用に関わるということです。
仮押さえにもマナーがあるのです。
なかなか相手からメールの返信がなくて困ることがあります。
メールはキャッチボールです。
こちらがメールを送って、相手から返信があり、それにまた返信する形を取ります。
相手からメールがないと、スムーズに仕事を進められません。
仕事が滞るだけでなく、ストレスもたまってしまい、悩まされることがあるものです。
こんなとき、よくありがちなケースがあります。
「ボールを持っているのは自分」というケースがあるのです。
相手の返信が遅いわけではありませんでした。
そもそもまだ自分が返信をしていませんでした。
ボールを持っているが自分なら、相手から返信がなくて当然です。
自分が返信を忘れているせいで、メールのやりとりが止まっていることが少なくありません。
特に日頃からたくさんのメールを送受信している人に起こりがちです。
メールでいろいろな人と同時にやりとりをしていると、受信ボックスがごちゃごちゃしがちです。
どのメールが返信済みで、どのメールが未返信なのか、記憶が曖昧になることが多い。
同じ件名のメールを1つにまとめるスレッド機能がありますが、うまく機能していないときがあります。
相手からメールの返信がないときは、受信ボックスを開いて、メールのやりとりを振り返ってみてください。
ボールを持っているのは自分ということがあるのです。
みんながいるところに行くと、妙に静まり返っていることがあります。
わいわい話しているかと思いきや、ろくに誰もしゃべっていません。
話すとしても、小声でこそこそです。
妙にぴりぴりした雰囲気が漂っていて、空気が張り詰めています。
あるいは、全体的にしんとしていて、お通夜のような空気が漂っていることもあります。
そういうときは「何かあったな」とわかります。
直前に口論があったのかもしれません。
何かトラブルがあったのかもしれません。
誰か怒っている人がいるのかもしれません。
近くの人に事情を聞くと「実はこういうことがあってね」とそっと耳打ちで教えてくれ、案の定となるのです。
「何かあったな」と感じたときは、どうするか。
あえて明るく振る舞うのも手ですが、場の雰囲気に合わせるのが無難です。
雰囲気を無視して、明るくぺらぺらしゃべっていると、1人だけ浮いてしまいます。
それこそ「空気の読めない人」ということで白い目で見られるのです。
一度凍り付いた空気は、元に戻すまでに時間がかかります。
周りが黙って静かにしているなら、あまり大きな声で話しません。
周りが小声で話しているなら、自分も小声で話します。
そうこうしているうちにだんだん空気が和らいできて、元に戻っていくのです。
たとえば、友人や恋人と食事に行くとき、こんなやりとりがあります。
「何が食べたい? どこのお店に行く?」と聞くと「イタリアンがいいかな」という話になりました。
近場にある評判の良いイタリアンのお店があるので、さっそく足を運びます。
お店に着いて、テーブルに案内され、いざメニューを選ぶ段階になったときのことです。
「おなかはすいてないんだよね」と言う人がいます。
ときどき見かける光景です。
レストランに着いてから言われると、なかなか困るところです。
そもそもおなかがすいていないなら、最初に伝えておくほうがいい。
自分もおなかがすいていないなら「じゃあ食事はしないで○○に行こうか?」という流れに変えることもできます。
急な予定変更にはなりますが、無理やり食べに行くよりベターな選択です。
カフェやスイーツショップなど、小腹を満たせるお店に変更することもできるでしょう。
「おなかはすいてないけど甘いものなら食べられる。甘いものなら食べたい」となることは珍しくありません。
何事も臨機応変な対応が大事です。
何でも聞かれたことだけ答えるというのは良くありません。
席に着いてから「おなかはすいていないんだよね」と言われても「それなら最初に言ってよ」となり、困ってしまいます。
おなかがすいていないなら、最初に伝えておくのがスマートなのです。
テレビやニュースでは、たくさんの成功者が取り上げられています。
成功者は憧れの存在です。
さまざまなメディアから引っ張りだこで、大々的に取り上げられるのが恒例です。
特にどん底から這い上がってきた成功者には心を動かされます。
多く人から羨望のまなざしを向けられ「すごい!」「素晴らしい!」と絶賛されるのです。
ところがそんな成功者に対して、ぶつぶつ悪口を言う人がいます。
「別に誰でもできることだよね」
「別に大したことではないよね」
「誰でも思いつくアイデアだよね」
過失や欠点を探すことに努力を惜しみません。
たいていは上から目線です。
良い点には目を向けず、わざわざ悪い点ばかり取り上げて非難します。
成功者が達成した仕事を素直に認めず、それどころか軽く扱います。
なかには「あれくらい私にもできる」と豪語する毒舌家もいます。
悪口雑言を並べて、何かとその人の成功の評価を下げようとするのです。
一生懸命あら探しをして、見つけたあらに安全地帯から悪口をぶつけます。
少しでも評価を下げることで、自身のメンツや自尊心を保とうとしています。
無意識レベルでやっている人も少なくありません。
これは犬の遠吠えであり、単なる負け惜しみです。
これほど見苦しいことはありません。
表向きは威勢良く振る舞っていますが、本音は悔しくてたまらないのです。
誰でもできることなら、どうしてその人はしなかったのでしょうか。
「誰でもできること」「誰でも思いつくアイデア」と言うのなら、自分がやれば良かったのです。
大切なのは、思いついたことではなく、アクションを起こしたことです。
アイデアはいろいろな人が思いつきますが、多くの人は放置して終わりです。
成功者の何がすごいのか。
きちんとアクションを起こし、アイデアを形にしたことがすごいのです。
成功者は、アイデアを思いつくだけで終わらせませんでした。
きちんと実行に移したのです。
見えないところでは、大変な壁もたくさんあったはずですが、それらを乗り越えてきました。
簡単に成功しているように見えますが、それは誤解です。
成功者の成功は、端から見ると、簡単に見えるもの。
実際は見えないところで、相当の努力と苦労を重ねています。
そして、たくさんの壁を乗り越えてきています。
結果として、成功を手に入れられたのです。
悪口を言ってしまうと、学べることも学べなくなります。
表向きの様子だけで判断しないことです。
成功者の見えない努力と苦労を想像することが大切です。
成功者の成功を聞いて、あら探しをしたり悪口を言ったりするのではありません。
素直に成功を認め、そこから何かを学ぶことです。
成功の秘訣やポイントなど、学べるところがあれば、どんどん吸収していきましょう。
成功者の悪口を言う暇があれば、成功者の良いところを1つでも見つけることです。
そして、自分が成功する努力をすることです。
成功者から学ぶ人が、次の成功者になるのです。
人と待ち合わせのとき、15分前に到着しました。
公共交通機関の遅延もなく、乗り継ぎもスムーズだったので、思ったより早く到着できました。
約束の時間より早めに来たので、自分のほうが先かなと思ったら、すでに相手がいました。
「来るのが早いなあ」と驚いてしまうところですね。
早めの到着しても、相手はそれ以上に早く到着していることがあるもの。
日頃から時間厳守を心がけている人は、待ち合わせに来るのも一回り早い傾向があります。
さて、こんなとき、どんな一言を言うか。
「お待たせしました」の一言を伝えましょう。
約束の時間にはまったく遅れていません。
むしろ十分間に合っていて、別に必要ないと思うかもしれません。
それでもやはり言ったほうがいいのです。
「相手はたいして待っていないだろう」「今しがた到着したばかりだろう」と考えるのは良くありません。
たった1分でも相手が先に到着しているなら、待たせたことになります。
たとえ30分前の到着でも、相手のほうが先に到着しているなら「お待たせしました」を伝えたほうが丁寧です。
「お待たせしました」から始めると、お互いが笑顔になれます。
人間関係は、こうした気遣いの一言が言えるかどうかです。
「お待たせしました」の一言は、あとから来る人のマナーなのです。
仕事ではやり直しが必要になることがあります。
途中からやり直しができればいいのですが、仕事の種類によってはできないことがあるでしょう。
やり直しが許されない仕事は少なくありません。
やり直しが必要になったとき、ぶつぶつ文句を言う人がいます。
「ついてないな。なんて運が悪いのだろう」
「やり直しなんて面倒くさい。時間ももったいない。なんとかならないの?」
たしかに最初からやり直すのは気が重いものです。
もう一度同じことをしなければならないと思うと、倦怠感に襲われ、ため息が出るでしょう。
長い時間や大きな労働がかかることは、それだけやり直しも大変です。
その場から逃げ出したくなるかもしれません。
よりによって完了間際でやり直しが必要になると、発狂の衝動に駆られるでしょう。
しかし、ぶつぶつ文句を言ったところで必要は必要です。
ぶつぶつ文句を言っている分だけ時間が過ぎていき、やり直しが遅くなります。
余計なエネルギーも消費されるばかりで、いいことはありません。
文句を言えば言うほど倦怠感が増して、やり直しのストレスが大きくなり、自分で自分の首を絞めることになります。
「やり直しを避ける方法はないか」と思うこともあるでしょう。
もちろん手段があれば検討の余地はありますが、ないものは仕方ありません。
最初からやり直しが必要なことは、さっと取りかかりましょう。
愚痴も文句も言いません。
もたもたしないで、クイック・リスタート!
さっと取りかかれば、無駄な時間も労力もありません。
勢いとスピードを維持でき、スムーズに終わらせられるでしょう。
意外と怖いのが「ウェブカメラ」です。
動画サイトでライブ配信をする人が増えています。
テレワークによるウェブ会議が増え、普通の人でもウェブカメラを使う機会が増えました。
一昔前とは違い、ウェブカメラはすっかり身近になりました。
そんなウェブカメラは、ちょっとしたうっかりミスで、恥ずかしい失敗を招くことがあります。
よくあるのが「切り忘れ」です。
スイッチを切ったつもりが、実際は切れていなくて、入ったままというケースがあります。
これは大変です。
マイクの前の会話がだだ漏れになります。
カメラの前の様子が筒抜けになります。
聞かれたくない会話を聞かれたり、生々しいプライベートを見られたりして、顔から火が出るほど恥ずかしい思いをするのです。
スイッチを切った直後は、緊張が解けるタイミングです。
電話を切った直後に本音が出やすい状況と似ています。
緊張から解放された勢いで、ぽろっと問題発言が飛び出しやすい。
マイクは小さな音も拾います。
マイクの前でなくても、同じ室内であれば、声を拾われます。
小声で話した愚痴や悪口でも、スピーカーで大きな音量に変換され、関係者に聞かれるのです。
仕事の愚痴や上司の悪口を口にしようものなら大変です。
人間関係にひびを入れることになったり、職場での評価が下がったりします。
「ごめんなさい」では済まないケースもあるから恐ろしいのです。
ウェブカメラの切り忘れによるトラブルは少なくありません。
ネットでチェックしてみるとすぐわかります。
「スイッチが入ったままになっていた!」という阿鼻叫喚の失敗談が山ほど見つかります。
トラブルになってからでは手遅れになるケースもあります。
ライブ配信でも、ウェブカメラのスイッチを切り忘れたばかりに、恥ずかしい生活風景を見られたケースが相次いでいます。
ウェブ会議でもライブ配信でも、終了したら、きちんとオフにしましょう。
くれぐれもスイッチの切り忘れには注意したい。
注意してもしすぎることはありません。
オフになっていることを、二度も三度も確認したいところなのです。
商談の際、なかなかお金の話を出さないクライアントがいます。
「いつお金の話になるのだろうか」と思っていると、結局お金の話が出ないまま、1回目の商談が終了です。
次の商談でお金の話が出てくるかと思いきや、2回目もスルーで終了です。
何度か商談を重ねて、ようやくお金の話が出てくるのです。
こういうクライアントに心当たりがあれば注意フラグを立ててください。
ビジネスでいちばん肝心なのはお金ですから、初回の商談で出すのがマナーです。
にもかかわらず、なかなかお金の話が出ないのは、お金を出し渋る気持ちの裏返しです。
こういうクライアントは、支払いが遅かったりあとから不当な言いがかりをつけてきたりする傾向があります。
お金の話がこじれると、裁判沙汰になるケースもゼロではありません。
あとからトラブルになる可能性が高いため、早めの段階でお断りするのがいいでしょう。
クライアントが大手や老舗であったり、こちらに有利な条件があったりする場合を除き、安易に関わらないことをおすすめします。
1回目の商談でお金の話が出なければ、即レッドカードを出して、その時点で見切りをつけるのが得策です。
逆にあなたがクライアントの立場になることもあるでしょう。
あなたが仕事を依頼する立場なら、お金の話は1回目の商談で出してください。
金額も、濁した数字ではなく、はっきりした数字を提示することです。
仕事の性質上すぐ具体的な数字を出せないなら、いつ明確になるのか伝えて、先方の了承をいただくようにしてください。
いきなりお金の話をするのは抵抗を感じるかもしれませんが、誤解です。
ビジネスでいちばん肝心なのはお金ですから、遠慮なくお金の話を出してください。
1回目の商談でお金の話が出せば、先方も受注の判断がスピーディーになり、話も早くなります。
仕事を依頼する側・される側の双方にとって、メリットがあるのです。
ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出してください。
「準備不足」ということになるからです。
病院や海外旅行に行くとき、ペンを持参しない人がいます。
うっかり持参を忘れている人もいれば、現地で借りられるので、あえて持参しない人もいます。
いずれのケースでもイエローカードです。
準備不足に違いはありません。
「借りればいいではないか」と思うかもしれません。
それが油断というものです。
もちろんたいていの場合は借りられます。
病院の受付で「ペンをお借りしてもいいですか」と声をかければ、借りられるでしょう。
飛行機の中で、ペンを持っている人にお願いすれば、借りられるでしょう。
しかし、必ず借りられるとも言い切れないのです。
貸し出し用のペンがあるだろうと思いますが、ない可能性もあります。
貸し出し用のペンが置いていないケースは珍しくありません。
人からペンを借りればいいと思いますが、断られる可能性もあります。
ペンを借りられるかどうかは、あくまで相手次第なので、確実に借りられる保障はありません。
そのほか思いも寄らないことが起こって、とにかくペンを借りられない状況も考えられます。
ペンを持参しなくても、100%大丈夫とは言えないのです。
「ペンを持っていない」ということは「最悪、引き返さなければいけない可能性がある」ということです。
こうした可能性を考えると、念のためペンを持参しておくのが安心です。
病院に行くとき、問診票に記入が必要なのはわかっているはずです。
海外旅行に行くなら、入国カードに記入が必要なのはわかっていることです。
実際は借りられることがほとんどですが「準備不足」という事実に変わりありません。
万一に備えて、ペンを持参しておくことです。
結局のところ自分のためです。
ペンを持っていない人がいれば、貸すこともできます。
これはこれで親切ができるチャンスです。
必要かどうかわからないなら、持参しましょう。
日頃からペンを持参しておくのも、1つのアイデアです。
立派なペンである必要はなく、普通のペンで十分です。
ペン1本は、軽くて場所も取られず、ストレスなく持参できます。
少しでも身軽でいたいなら、小型軽量のペンもあるので、検討してみてください。
使わなければ、それはそれでいいのです。
用意周到に準備ができていることは素晴らしいことです。
きちんと準備ができた自分を褒められます。
ペン1本も、準備の1つです。
セミナーではたいてい最後に質疑応答の時間があります。
「それでは質疑応答に入ります。質問がある方は挙手をお願いします」
このとき、気になるマナー違反を見かけることがあります。
挙手して当てられるやいなや、一度に複数質問する人がいます。
「質問が3つあります。最初に質問は○○。次の質問は○○で、最後の質問は○○です」
たしかに気になることが複数あるのは珍しいことではありません。
質問したいことが複数あるなら、まとめて伝えたほうが手っ取り早く感じるでしょう。
だからといって、一度に複数質問するのは印象が良いとはいえません。
まず一度に複数質問すると、講師は頭の中が混乱して答えにくくなります。
質問を覚えたり整理して考えたりするのが大変になり、答えにくくなります。
講師がうまく答えられない場合、恥をかかせることもあるでしょう。
また一度に複数質問をすればするほど、がつがつした厚かましい印象を与え、反感を買うことにもつながります。
周りで聞いている人は、心の中で「3つも質問するなんてずうずうしい」と感じ、眉をひそめるでしょう。
悪い意味で顔を覚えられてしまい、講師からも周りからも嫌われる原因となります。
良かれと思ってたくさん質問したくなりますが、質疑応答の場では注意が必要です。
質問したいことがいくつかあるとはいえ、欲張って全部質問するのは良くありません。
セミナーで質問するときは「1回につき1つ」が基本です。
質問したいことが複数あるなら、最重要の1つに絞って質問するのが賢明です。
どうしても追加で質問したいことがあるときは「多くても2つまで」がルールです。
ただし2つ目の質問は、1つ目の質問に関連したものにしてください。
1つ目に関連した質問なら、講師も負担が軽くなって答えやすくなります。
ときどき質問を質問で返す人がいます。
「失礼ですが、今、何歳なんですか?」
「いくつに見えますか?」
「食事に行きましょう。今、何が食べたいですか?」
「あなたは何が食べたい?」
「○○さんはどう思われますか?」
「××さんはどう思われますか?」
聞かれた質問に答えないまま、質問を返します。
日常会話でときどき見られるやりとりですね。
何気なく口にすることもあるかもしれませんが、質問を質問で返すのは思わぬ悪印象につながることがあるため注意が必要です。
もちろん質問を質問で返すことが一律にすべて悪いわけではありません。
質問が抽象的なときであればいいのです。
質問が曖昧でわかりにくいときは、きちんと答えられません。
1回で理解できなくて、質問を明確にするために聞き返すのなら、相手に悪印象を与えることはありません。
思慮深い回答を導き出したいケースも許容されます。
契約や法律関係に関わる場合、曖昧に答えるわけにはいきません。
慎重に考えたうえで答えなければいけないケースでは、補足情報や詳しい条件を求めるなど、質問を質問で返すケースがあります。
質問を質問で返すことが許容されるケースがあるのも事実です。
しかし、こうした合理的なケースを除き、質問を質問で返すのは、あまり良い作法ではないと考えてください。
質問を質問で返すと「質問から逃げた」「論点をずらした」「話の腰を折った」などの悪印象を与える可能性があります。
上司からの質問に質問で返すと、むっとされるでしょう。
お客さまや取引先からの質問に質問で返すと、契約は取れないでしょう。
面接で質問返しをすると、面接官は心証を害し、評価に悪影響を与える可能性があります。
質問に質問で返すことが癖になっていると、思わぬマイナス影響を及ぼすことが少なくありません。
悪気はなくても、相手から感じが悪いと思われ、思わぬ反感を買う恐れがあるのです。
口癖になっているなら十分注意してください。
必要なケースもありますが、質問を質問で返すのは、できるだけ控えておくのがベターです。
自分の口癖を振り返り、心当たりがある人は、直しておくことをおすすめします。
では、質問返しときはどうすればいいのでしょうか。
相手に質問を返したいなら、自分が答えてから聞くようにしましょう。
自分が答えた後に「あなたはどう?」と聞くのであれば、悪印象を与えることはありません。
「私が答えたから次はあなたの番」という自然な流れになるので、相手は快く答えてくれるのです。
会社では、ブレーンストーミングでアイデアを出し合う場面があります。
「三人寄れば文殊の知恵」という格言があるように、集団でアイデアを出し合えば、より良いアイデアが出る確率もアップします。
このときリーダーは、立派なアイデアを出したくなるかもしれません。
リーダーらしく、周りのお手本となるよう、立派なアイデアを出すのが当然を考えがちです。
ここに注意があります。
最初に立派なアイデアを出すと、周りの人は「このくらい立派なアイデアを出さなければいけないのか」と感じます。
リーダーのような立派なアイデアを出さなければいけない空気が広がります。
後に続く人はプレッシャーを感じて、アイデアが浮かんでも手を上げにくくなるのです。
リーダーの役目の1つは、真っ先にくだらないアイデアを出すことです。
ブレーンストーミングでアイデアを出し合う場面では、まずリーダーがくだらないアイデアを発表してください。
平然とした表情で、ホワイトボードの1行目にくだらないアイデアを書きます。
笑ってしまうようなばかばかしいアイデアでもかまいません。
かっこつけるのではなく、むしろかっこつけないほうがいい。
もちろん誰でも思いつくような陳腐なアイデアでもOKです。
たとえ立派なアイデアが出たとしても、あえて最初に出すのは控えて、まずくだらないアイデアから出しましょう。
すると、場の空気が良くなります。
部下たちは「この程度のアイデアでもいいのか。それなら私も!」という空気が広がり、手を上げやすくなります。
ブレーンストーミングの場面では、できるだけアイデアを発表しやすい空気をつくることが大切です。
どんどん良い流れが生まれ、アイデアが花火のように打ち上がっていくのです。
仕事が納期に間に合わなかったり、成果物に不良があったりするときがあります。
上司や取引先に報告すると「いいですよ」と許してくれるかもしれません。
嫌な顔を一つも見せることはありません。
寛大な上司や取引先であれば、にこにこしながら優しい言葉をかけてくれるでしょう。
「良かった。許してもらえた。なんて優しいのだろう」
笑顔で許してもらえると、なおさら救われます。
叱られると思っていたのに、あっさり許してくれることがあるでしょう。
ほっと胸をなで下ろすかもしれませんが、ここは要チェックの場面です。
上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけません。
言葉のまま受け取らないほうがいい。
少なからず評価が落ちていると考えるのが妥当です。
表向きは寛容な態度に見えますが、実際は心の中で「この程度の人なのか」と思われています。
にこにこしながら言っていても、心の内では残念に感じていることが少なくありません。
「許してもらえたから、また遅れても大丈夫だね」と思い、優しい言葉に油断していると、痛い目に遭います。
何度も繰り返していると、どんどん評価が落ちていき、いずれ見限られることになります。
「いいですよ」ではなく「もういいですよ」と言われたら、さらに深刻です。
「もういいですよ」は「もう次はありません」という意味であり、戦力外通告と同じです。
次の契約更新は絶望的なのです。
上司や取引先の「いいですよ」と言われても、真に受けるのは要注意です。
ビジネスでも、本音と建前があります。
「実際は残念に思われている」「減点につながっている」と受け止め、きちんと反省しましょう。
優しい言葉の裏にある「本音」に気づくことが大切です。
がみがみ叱られることはなくても、がみがみ叱られたのと同じくらい反省することです。
同じ失敗を繰り返さないよう、仕事の進め方や時間の使い方を見直して、具体的な対策を講じてください。
優しい言葉ほど、実は厳しいのです。
嫌われる上司は、部下の帰り際にわかります。
部下が身支度をしているとき、わざと残業になるような仕事を命じます。
「これ、今日中にお願い」と一言言って、帰ろうとする部下をためらいもなく引き留めます。
しかも急ぎでもない仕事を残業でやらせようとします。
部下が自分より先に帰ることが許せないのです。
帰り際に残業を命じられることほどつらいことはありません。
部下は目の前が真っ暗になるような感覚を覚えます。
「ええ、今から残業ですか!」となります。
これで上司は一気に嫌われてしまうのです。
ブラック企業ならぬブラック上司として認定されるのです。
長時間労働の時代は終わりました。
本来定時を過ぎたら、いつでも帰っていいはずです。
夜遅くまで仕事をさせたところで仕方ありません。
上司も部下も、労働時間が長くなればなるほどプライベートの時間が削られます。
帰りが遅くなると、部下はきちんと疲れが取れず、明日の仕事に響きます。
急ぎでない仕事なら、わざわざ当日中にやらせるのではなく、明日頼めばいいことです。
好かれる上司は、部下が自分より先に帰ることを気にしません。
頼みたい仕事があっても、部下が身支度をしているなら明日に回します。
帰り支度をしている部下に仕事をお願いすることがあっても、無理に引き留めることはありません。
「明日でいいから、これお願いね」と、残業を強制しない優しい言い方をします。
こういう言い方であれば、部下は気兼ねなく帰宅できます。
好かれる上司と嫌われる上司は、ちょっとした言い方で変わるのです。
香水は、難しい問題です。
鼻は、香りに慣れやすい器官です。
慣れてしまうと自分では香りが小さいと思い、いつの間にかつけすぎているケースがあります。
自分ではちょうどいい強さだと思っても、他人には強すぎるかもしれません。
自分ではわかりにくいからこそ、香りの微調整が難しいです。
もう1つ難しい問題があります。
自分がいい香りだと思った香りは、他人にとってもいい香りと感じるとは限らないことです。
人によっては、不快に感じる香りかもしれません。
理由は「自然」と「人工」の違いです。
たとえば、森林の香りや花の香りは自然の香りなので、多くの人に受け入れられています。
アロマセラピーも、実際の花から抽出したエッセンシャルオイルを使っているため、受け入れられやすい香りです。
しかし、人工的につくり出した香りは、そもそも人体にとって拒否反応を示すことがあります。
いいと思う人もいれば、悪いと思う人もいます。
相手に不快を与えてしまえば、どんなにファッションが整っていても台無しです。
だから、香水は難しい。
私は以前「香水なんて単なる香り」と軽く考えていた時期がありました。
しかし、深く知れば知るほど難しさを痛感しました。
もちろん香水をつけるなとは言いません。
自分の失敗経験から以下の2つの条件だけは言えます。
どちらかを選んでください。
香水を取り扱う知識や腕に自信があればつけてもいいでしょう。
「おしゃれのためには必ず香水はつけなければならない」という固定観念を捨てることです。
大変自信があれば付けてもいいですが、自信がなければつけないという選択肢を選んでください。
香水をつけなくても、相手に迷惑をかけることはありません。
それでファッションセンスに傷がつくこともありません。
ちなみに私は香水をつけないタイプです。
香水に自信がないので、無難につけないようにしています。
自分は香水の知識に自信がないと悟ったので、あえて一切つけないようにしています。
会議では、ネガティブな空気に包まれることがあります。
悪い報告があったり、厳しい指摘を受けたり、なかなか良いアイデアが出なかったりなど。
お通夜のような空気に包まれるときがあるもの。
明るい空気で気持ちよく終わることもあれば、暗い空気でどんより終わることもあるものです。
ときどき会議のネガティブな空気を引きずったまま、自席に戻ってくる人がいます。
席に着くなり、大きなため息をついたり、ぐったり椅子にもたれかかったり、魂の抜けたような表情を見せたりです。
周りの人は一目で「ひどい会議だったんだな」とわかります。
「あらあら、大変でしたね。お気の毒に」と同情してしまいます。
ときどき見受けられるシーンですが、注意したいところです。
暗い空気に包まれた会議で嫌な悪い終わり方をしても、その空気を自席に持ってこないことです。
周りにネガティブな空気を広げてしまいます。
職場の空気が悪くなると、周りの人は仕事がやりづらくなります。
周りの人の元気を奪ったり、やる気やモチベーションに悪影響を及ぼしたりします。
あまり暗い様子を見せると、変に気を遣わせてしまい、周りの負担となることも珍しくありません。
いつの間にか周りの人に悪い影響をまき散らす結果となるのです。
会議がネガティブな空気で終わったとしても、自席に戻るときは、普段通り元気で明るくいたい。
そうすれば、周りの人は普段通りに仕事ができます。
会議終了後、どうしてもネガティブを引きずりそうなときもあるでしょう。
そんなときは、直接自席に戻るのではなく、一度お手洗いに立ち寄りましょう。
用を足したり手を洗ったりすることで、気分をリフレッシュできます。
外の空気を吸ったり、休憩室でコーヒーブレイクを取ったりするのも良い方法です。
リフレッシュすることでどんよりした気分が一新され、普段の自分を取り戻せるのです。
仕事のストレスはどこで解消させますか。
一般的には「仕事のストレスはプライベートで解消」というケースが多いのではないでしょうか。
たしかに場所や環境を変えることで、気持ちが切り替わります。
五感から受ける刺激の種類が変わるのため、リフレッシュ効果も得られます。
趣味や遊びなど、プライベートで好きなことをすれば、ストレス解消もスムーズでしょう。
「仕事のストレスはプライベートで解消」は、理にかなっているといえます。
しかし、一度立ち止まって考えてほしい。
常識を覆すポイントはここにあります。
実を言うと、仕事のストレスは、仕事で解消させることが可能です。
「仕事のストレスを仕事で解消なんてできるわけがない」と思っているなら思い込みです。
ますますストレスがたまりそうに思われますが、工夫とアイデアしだいです。
じっくり振り返ってみると、仕事の中でも、ストレスを解消できるような仕事があるのではないでしょうか。
たとえば、デスク周りの掃除や書類の整理整頓です。
一生懸命やれば、良い運動になって汗もかいて、ストレス解消として有効でしょう。
気軽に取り組める単純作業やルーティンワークも、ストレス解消の手段として有効になる場合があります。
いかに早く仕事を終わらせられるか、タイムトライアル形式で取り組めば、ゲーム感覚が生まれてストレス解消につながります。
成績表をつくれば、ゲームらしさがアップして、楽しさや作業意欲が向上するはずです。
会報誌やプレゼン資料で、オリジナルのイラストが必要になったとします。
遊び心を持ってイラストを描いていけば、わくわくしながら仕事ができて、ストレス解消になるでしょう。
仕事と遊びを平行してできないか考えてみることも大切です。
職場で許されるなら「音楽を聴きながら書類を整理する」という方法もありでしょう。
お気に入りの音楽でノリノリになって作業に当たれば、どんどんストレスを解消できるはずです。
在宅ワークで一人暮らしなら「歌を歌いながら仕事をする」という方法もありでしょう。
常識や固定観念に惑わされず「仕事のストレスを仕事で解消させる」という発想で、仕事を見つめ直してください。
工夫とアイデアを凝らせば、実現できる可能性があります。
うまくいけば、仕事とストレス解消を同時に行えて一石二鳥です。
仕事のスピードが一回り速くなります。
「仕事のストレスは仕事で解消」という新たな考え方も取り入れてみましょう。
あなたの仕事スタイルに「大きな変革」をもたらされるはずです。
コピーを取るとき、あなたはまず何から始めますか。
ボタン操作や用紙の角度チェックから始める人が多いですが、実はもっと大切で、忘れがちなファーストステップがあります。
コピー機のガラス面をきれいにすることです。
コピー機のガラス面は汚れていることがあります。
ごみの破片が残っていたり黒い汚れが付着していたりです。
油性ペン・水性ペンは、筆跡が乾かないうちにガラス面に押し付けると、液がガラスに付着して黒い汚れとして残ります。
そのままコピーをすると、ごみや汚れまで一緒にコピーされてしまい、はっきり黒い点となって目立ちます。
黒い点が映っていると「きれいにコピーとできた」とは言えません。
残念な結果となってしまい、場合によってはコピーのやり直しが必要になるのです。
以前使用していた誰かによるものです。
もちろん本人に悪気はないのでしょうが、時折あって悩まされるのです。
コピーを始めるときは、まずガラス面をきれいにしましょう。
ぱっと見て問題なさそうでも油断は禁物です。
ガラス面は透明なので見えていないだけかもしれません。
ティッシュを滑らせると、ごみや汚れがごっそり取れて驚かされることがあります。
特に油性ペンはしっかりこびりついていて、なかなか取れなくて悩まされるでしょう。
しつこい汚れのときは、除菌ペーパーやウェットティッシュを使うとスムーズに取れるでしょう。
意外と役立つアイテムは、消しゴムです。
消しゴムでごしごしこすると、油性ペンのしつこい汚れもあっさり落ちるのでおすすめです。
「どうして私がコピー機の掃除しないといけないのだろう?」と不満に思うかもしれませんが、心を大にしてください。
あなたもコピーの際、気づかないうちに汚れを残しているかもしれません。
「お互いさま」と思えば、寛大な心になれ、丁寧に拭き取っていけるでしょう。
掃除の手間暇はかかりますが、そうとも限りません。
汚れによるやり直しを防止できるので、実は時短になります。
コピー取りはちょっとした雑用ですが、腕の見せどころです。
きれいなコピーは、する前の一手間から始まっているのです。
会社員であることを揶揄する言葉として「歯車」があります。
ときどき会社の歯車であることに嘆く人がいます。
「自分は会社の歯車でしかない」と。
入社して仕事に慣れてくると、余裕が出てきます。
仕事のコツがつかめたり仕事のパターンが見えてきたりすると、上手な手の抜き方を覚えてくるもの。
心に余裕が出てくると、ある日ふと、自分の立ち位置を客観視できるようになります。
自分がいなくても、代わりの人が大勢いることに気づかされます。
そんなとき、ふと自分は会社の歯車であることに気づき、ぼやく人が少なくありません。
入社して3年が過ぎたあたりからぼやき始めるケースが多く見られます。
さて、社員は会社の歯車なのでしょうか。
きれいごとを抜きにして真実を述べれば、歯車です。
会社の歯車になるのは当たり前のことです。
入社して社員になるということは、会社の歯車になるということです。
車は歯車が動かないと正しく動かないように、会社も人が動かないと正しく経営できません。
企業にとって人は必要不可欠な存在です。
組織体とは人の集合体で成り立っていて、それぞれが自分の役割を果たしているため、会社の歯車という見方ができます。
だからといって会社の歯車を軽視する理由にはなりません。
1つの歯車が欠損すると、全体に支障を来すことがあります。
歯車として役立っているということは、少なくとも「不良品ではない」という証拠です。
会社の歯車とはいえ、微力ながら役割を果たしています。
そういう意味で、少なくとも会社の歯車であることに誇りを持つ価値はあります。
「なんだ、やっぱり歯車なのか」
なかには肩を落とす人もいるかもしれませんが、落ち込むのはまだ早い。
歯車といっても、ずっと単なる歯車のままというわけではありません。
会社の歯車には「進化」という面白い特徴があります。
スキルを磨き、実績を積み上げ、歯車を磨いていけば「動力を持った歯車」になることができます。
重要なポストを与えられることは、動力を持った歯車になるのと同じことです。
動力を持った歯車になれば、ほかの歯車を動かす歯車となり、会社にとって欠かせない存在となります。
どんどん磨きをかけ続けていけば「より強い動力を持った歯車」に進化していき、会社を動かすほどの力を担えるようになります。
入社時は単なる歯車にすぎない存在でも、そこで終わりにしないことです。
会社の歯車という現実を受け入れつつも、上を目指していきましょう。
歯車に磨きをかけていけば、より重要な歯車となり、会社にとって欠かせない存在となれます。
さらに磨きをかけていけば、いずれ「エンジン」になることも不可能ではないのです。
依頼された仕事には、締め切り日の設定があります。
締め切り日は、仕事の進め方を決める重要な基準です。
カレンダーに締め切り日を書き込み、締め切り日から逆算して仕事の予定を立てるでしょう。
真面目なあなたであれば、きちんと締め切りを守って取り組んでいるに違いありません。
もちろん締め切りに間に合えば問題ないのですが、だからといって「間に合えば十分」というわけでもありません。
ここに落とし穴があります。
「締め切り日の提出」と「締め切り前の提出」は、似て非なるものだと考えてください。
わずかな違いでも、相手に与える印象が大きく変わるからです。
締め切り日の提出とは、締め切り当日に提出するということです。
締め切り日が7月15日であれば、7月15日ぴったりに提出するということです。
締め切り日前の提出とは、締め切り日より前に提出するということです。
締め切り日が7月15日であれば、その数日前に提出するということです。
どちらも間に合っていて約束は守られていますが、それぞれ相手に与える印象が違います。
締め切り日の提出は、ぎりぎりの状態です。
余裕がありません。
トラブルや不具合が発生したら間に合わなくなります。
また相手に与える印象も良いものとは言えません。
ぎりぎりで余裕がないような印象を与えます。
締め切りには間に合っていても、減点につながる可能性がゼロではありません。
心がけたいのは、締め切り前の提出です。
締め切り日の提出で満足するのではなく、締め切り日前の提出を心がけましょう。
当日より1日前、1日前より2日前、2日前より3日前です。
仕事は常に前倒しで行うのが基本です。
早ければ早いほど好印象です。
仕事のスピードをアピールできます。
相手に与える印象も違います。
スピードがある印象を与え、実績と共に信頼もアップしていきます。
「ぜひ次の仕事も依頼しよう」となり、どんどん仕事を任されるようになるのです。