たとえば、友人や恋人と食事に行くとき、こんなやりとりがあります。
「何が食べたい? どこのお店に行く?」と聞くと「イタリアンがいいかな」という話になりました。
近場にある評判の良いイタリアンのお店があるので、さっそく足を運びます。
お店に着いて、テーブルに案内され、いざメニューを選ぶ段階になったときのことです。
「おなかはすいてないんだよね」と言う人がいます。
ときどき見かける光景です。
レストランに着いてから言われると、なかなか困るところです。
そもそもおなかがすいていないなら、最初に伝えておくほうがいい。
自分もおなかがすいていないなら「じゃあ食事はしないで○○に行こうか?」という流れに変えることもできます。
急な予定変更にはなりますが、無理やり食べに行くよりベターな選択です。
カフェやスイーツショップなど、小腹を満たせるお店に変更することもできるでしょう。
「おなかはすいてないけど甘いものなら食べられる。甘いものなら食べたい」となることは珍しくありません。
何事も臨機応変な対応が大事です。
何でも聞かれたことだけ答えるというのはよくありません。
席に着いてから「おなかはすいていないんだよね」と言われても「それなら最初に言ってよ」となり、困ってしまいます。
おなかがすいていないなら、最初に伝えておくのがスマートなのです。