公開日:2022年11月16日
執筆者:水口貴博

仕事のトラブルを避ける30の方法

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仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。

仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。 | 仕事のトラブルを避ける30の方法

賃貸契約や商品購入では「仮押さえ」をお願いできることがあります。

仮押さえとは、結論を出すまでの間、一時的に確保しておくことをいいます。

正式に依頼するかどうか、その場ですぐ結論を出せないときは、仮押さえが便利です。

賃貸物件の仮押さえ、航空券の仮押さえ、会場の仮押さえ、人気商品の仮押さえ。

仮押さえをしておけば、その期間、他の人に先を越される心配はありません。

人気の物件や商品があっても、仮押さえをすることで、賢い買い物ができるようになります。

そんな仮押さえの場面で、残念なケースを見かけることがあります。

仮押さえをしたにもかかわらず、そのまま放置の人がいます。

仮押さえをさえをしたものの、その後の連絡がありません。

これはNGです。

「連絡をしなければ自動的にキャンセルになる」と思っているのです。

仮押さえをしたにもかかわらず、その後の連絡がないと、信用を失います。

業者の方から「仮押さえの件はどうなりましたでしょうか」と催促されたらアウトです。

催促されるのは、連絡が遅いと判断された結果であり、すでに信用が低下しています。

業者の方から「ルーズな人」「要注意人物」と見られていると思ってください。

仮押さえの無視は、きちんと履歴が残され、その後の取引の参考にされます。

仮押さえの無視が繰り返されれば、今後取引ができなくなるのです。

仮押さえをしている間、業者はその物件や商品を、他の人に販売する機会を失っていることになります。

問い合わせがあっても、仮押さえをされているものは断らなくてはなりません。

後からキャンセルするならまだしも、音信不通になってしまっては、業者の人に大きな迷惑がかかります。

こうしたことを防ぐためにも、仮押さえをする際は、結論をいつまでに出すか併せて伝えておきましょう。

「来週の水曜までに連絡します」「今月中には結論を出します」など、期限を設定すれば、先方も安心です。

ど忘れがないよう、手帳、カレンダー、ToDoリストに期日を書き込んでおくことも欠かせません。

仮押さえをするということは、信用に関わるということです。

仮押さえにもマナーがあるのです。

仕事のトラブルを避ける方法(10)
  • 仮押さえをする際は、いつまでに結論を出すのか、期限を設定する。
相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。

仕事のトラブルを避ける30の方法

  1. つまらない仕事は、ダッシュでやると、楽しくなる。
  2. 悪い報告をするとき、言い訳から始めていませんか。
  3. 仕事は「処理のスピード」より「着手のスピード」を上げる。
  4. 「できるだけ早く返信する」と思うから、遅くなる。
    「24時間以内に返信する」と思えば、早くなる。
  5. 問題解決は、紙に書き出すことから始まる。
  6. 報告や連絡が大切とはいえ、長々するのはNG。
  7. 目上の人に「はっきりおっしゃってください」と言ってはいけない。
  8. 好き嫌いはあっていい。
    好き嫌いを顔に出すのがいけない。
  9. 結果が出るまでに時間がかかるときは、中間報告が欠かせない。
  10. 仮押さえをするときは、期限を設定しておこう。
  11. 相手から返信がないのは、自分がボールを持っているせいではないか。
  12. 昼食後の2時間は、頭がスムーズに回らない時間帯。
  13. おなかがすいていないなら、お店を決める前に伝えておくのがいい。
  14. 成功者の成功を聞いて、悪口を言うことほどかっこ悪いことはない。
  15. 「お待たせしました」は、後から来る人のマナー。
  16. 最初からやり直しが必要なことは、ぶつぶつ文句を言わない。
    さっと取りかかるのがベスト。
  17. ウェブカメラの切り忘れは、本当に怖い。
  18. 考えすぎて行動できない人の解決方法とは。
  19. ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出す。
  20. 質疑応答で一度に複数質問するのはマナー違反。
  21. 質問を質問で返すのは、要注意。
  22. 最初にくだらないアイデアを出すのが、リーダーの仕事。
  23. 上司や取引先の「いいですよ」を真に受けてはいけない。
  24. 相手の身だしなみを見たとき、見落としていると思われるところがあれば、早めに指摘する。
  25. 香水をつけるのは、取り扱う自信がある場合のみ。
    自信がなければ、つけない。
  26. 会議のネガティブな空気を、自席に持ってこない。
  27. 「仕事のストレスはプライベートで解消」という考えにとらわれていないか。
  28. コピーを始めるとき、忘れがちなファーストステップとは。
  29. 「野菜を食べたほうがいい」という一言には要注意。
  30. 立ち入り禁止エリアには、何が何でも立ち入らない。

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