ペンを借りることがあれば、自分にイエローカードを出してください。
「準備不足」ということになるからです。
病院や海外旅行に行くとき、ペンを持参しない人がいます。
うっかり持参を忘れている人もいれば、現地で借りられるので、あえて持参しない人もいます。
いずれのケースでもイエローカードです。
準備不足に違いはありません。
「借りればいいではないか」と思うかもしれません。
それが油断というものです。
もちろんたいていの場合は借りられます。
病院の受付で「ペンをお借りしてもいいですか」と声をかければ、借りられるでしょう。
飛行機の中で、ペンを持っている人にお願いすれば、借りられるでしょう。
しかし、必ず借りられるとも言い切れないのです。
貸し出し用のペンがあるだろうと思いますが、ない可能性もあります。
貸し出し用のペンが置いていないケースは珍しくありません。
人からペンを借りればいいと思いますが、断られる可能性もあります。
ペンを借りられるかどうかは、あくまで相手次第なので、確実に借りられる保障はありません。
そのほか思いも寄らないことが起こって、とにかくペンを借りられない状況も考えられます。
ペンを持参しなくても、100パーセント大丈夫とは言えないのです。
「ペンを持っていない」ということは「最悪、引き返さなければいけない可能性がある」ということです。
こうした可能性を考えると、念のためペンを持参しておくのが安心です。
病院に行くとき、問診票に記入が必要なのはわかっているはずです。
海外旅行に行くなら、入国カードに記入が必要なのはわかっていることです。
実際は借りられることがほとんどですが「準備不足」という事実に変わりありません。
万一に備えて、ペンを持参しておくことです。
結局のところ自分のためです。
ペンを持っていない人がいれば、貸すこともできます。
これはこれで親切ができるチャンスです。
必要かどうかわからないなら、持参しましょう。
日頃からペンを持参しておくのも、1つのアイデアです。
立派なペンである必要はなく、普通のペンで十分です。
ペン1本は、軽くて場所も取られず、ストレスなく持参できます。
少しでも身軽でいたいなら、小型軽量のペンもあるので、検討してみてください。
使わなければ、それはそれでいいのです。
用意周到に準備ができていることは素晴らしいことです。
きちんと準備ができた自分を褒められます。
ペン1本も、準備の1つです。