執筆者:水口貴博

大人の気遣いができる人になる30の方法

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直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。

直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。 | 大人の気遣いができる人になる30の方法

困っている人がいて助けたくても、直接手を貸せないときがあります。

できる範囲で助けたいところですが、難しい状況があるでしょう。

仕事に悩んでいる人がいるからといって、相手の職場まで行って仕事を手伝うのは無理があります。

大きな借金で困っている人がいるからといって、全額を肩代わりするわけにもいかないでしょう。

恋愛に悩んでいる人がいるからといって、相手の身代わりになることもできません。

助けたくても一切できないのは、もどかしくなるところですね。

大切な友人や親友であれば、力になれなくて申し訳ない気持ちになるでしょう。

そんなときは、相手の話を聞いてください。

アドバイスをする必要はありません。

じっくり話を聞くだけでいいのです。

相手の話を否定せず、相槌あいづちを打ちながら聞きましょう。

途中で話を遮らず、最後まで傾聴しましょう。

電話でも対面でもいい。

カフェで飲食を楽しみながら聞くのもよし。

時間の許すかぎり、とことん話を聞きましょう。

話を聞くだけで相手の悩みが解決するわけではありませんが、少なくとも吐き出せます。

話を聞いてもらえるだけでほっとします。

吐き出した分だけで心が楽になり、精神的に軽くなるのです。

「助けたい」というあなたの優しい気持ちも伝わるに違いありません。

もちろん口外は厳守です。

相手から聞いた悩みは大事なプライベート情報です。

相手のプライバシーを尊重して、秘密厳守を徹底することが欠かせません。

直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずです。

話を聞くだけでも、人助けなのです。

大人の気遣いができる人になる方法(15)
  • 困っている人がいて、直接協力できないときは、話だけでもしっかり聞く。
ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
もっと女性に優しくなれる。

大人の気遣いができる人になる30の方法

  1. 「今話しかけても大丈夫かな」と考えることが、大人の気遣い。
  2. 相手の荷物になるプレゼントは、もはやダンベルと同じ。
    プレゼントが上手な人は、相手の荷物にならないか考える。
  3. フォローが下手な人は、話が否定で終了する。
    フォローが上手な人は、否定の後に代替案を提示する。
  4. 人が何かを楽しんでいるとき、わざわざ否定することを言わない。
  5. 傘の巻き方に、その人の品性が現れる。
  6. 町なかで有名人を見かけても、安易に声をかけない。
    プライベートを尊重して、声をかけないのが粋なマナー。
  7. ため息をつく人を悪く言ってはいけない。
    優しくいたわる人になろう。
  8. 痛いところを突かれて逆ギレすることほど、かっこ悪い姿はない。
  9. 大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。
  10. だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。
  11. 「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。
  12. 違和感に気づけることがセンス。
    素晴らしい感性がある証拠。
  13. 窓の外をぼんやり眺めている人にも「話しかけて大丈夫かな」という気遣いは必要。
  14. 頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。
  15. 直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。
  16. ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
    もっと女性に優しくなれる。
  17. ネガティブな話題で雰囲気が暗くなったときは「話題を変えましょう」の一言が役立つ。
  18. 当事者意識のない人は、理解のない言葉を発する。
    当事者意識のある人は、理解のある言葉を発する。
  19. 配慮の一言があれば、相手の話を遮っても失礼にならない。
    「話の腰を折るようですみません」と言えばいいだけ。
  20. 同じところで何枚も写真を撮らない。
    限度を超えると、品位を損なう。
  21. 「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
    言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。
  22. 写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナー。
  23. 「お撮りしましょうか」という気遣いを断るとき、大切にしたいマナー。
  24. 結論から話す癖をつけるだけで、伝え方のスキルが劇的に向上する。
  25. 何でもかんでも「やばい」という言葉で済ませていないか。
  26. 久々に友人と会ったとき「太った?」と言ってはいけない。
  27. うっかり相手の話の腰を折ってしまったら、すぐ元の話題に戻す。
  28. 話が長くなりそうなときは、配慮の一言を添える。
    「話が長くなってもいいですか」
  29. サインに自分の名前を添えてもらいたいときのマナーとは。
  30. 「それ何の役に立つの?」という質問はデリケート。

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