愛情表現といえば、何を思い浮かべるでしょう。
抱きしめること、心のこもった手紙を書くこと、励ましたり勇気づけたりすること。
もちろんどれも愛情表現の1つですが、もっとシンプルで簡単なことがあります。
相手の話をたっぷり聞くだけでいいのです。
「普通に聞く」ではなく「たっぷり聞く」が重要なポイントです。
普通に聞くことはできても、たっぷり聞くこととなると、愛情がないとできません。
たっぷり聞くことは相手を受け入れることであり、しっかり理解することです。
相手の話をたっぷり聞くと相手を包み込むことになり、それは愛情を表現したことになります。
また聞くことは受け身に感じるかもしれませんが、実際は違います。
意識をしなければできないことであり、忍耐と集中力も必要とするので、積極的なアプローチの1つとなります。
相手の話をたっぷり聞くだけでいいのです。
話し上手である必要はなく、シンプルに聞くだけでかまいません。
もちろん右から左に聞き流すのではなく、しっかり集中して聞き、きちんと理解することが大切です。
話を聞くときは「相槌」も大切なポイントです。
「へえ」「なるほど」「うんうん」と相槌を打ちましょう。
相槌を打てば「理解しています」というメッセージを伝えることができ、さらに相手の話を引き出せます。
「すごいですね」「素晴らしい」「初めて聞きました」など、バリエーションのある相槌を打てば、ますます効果的です。
納得できない話があれば、否定も反論もせず、普通に聞くだけでかまいません。
途中で話を折りたくなっても、きちんと最後まで聞きましょう。
それだけであなたは愛情を表現したことになります。
話をたっぷり聞くと、相手は必ず喜んでくれます。
たくさん話をすることができて、すっきりしてもらえるでしょう。
相手は「話をたくさん聞いてもらえた!」と満足して、あなたの愛情を実感するはずです。
友人の話をたっぷり聞くと、友人はあなたの愛情を感じるでしょう。
わが子の話をたっぷり聞くと、子どもはあなたの愛情を感じるでしょう。
パートナーの話をたっぷり聞くと、パートナーはあなたの愛情を感じるでしょう。
話を聞くだけのことですから、今からでもできますね。
大切な人の話をたっぷり聞いて、愛情をたっぷり表現していきましょう。