人間関係で注意したい一言があります。
久々に友人と会ったとき「太った?」と言わないことです。
もちろん明らかに太っているなら、まだいいのです。
明らかな変わりようなのに、無視するのもかえって不自然です。
どこからどう見ても一目で太っているとわかるなら、相手は「突っ込まれるに違いない」と思っているでしょう。
心の準備ができて言われるなら「やっぱり言われたか」と思うに違いありません。
何か事情があったはずですから、そこから話の輪を広げるのもありでしょう。
しかし、確信が持てず「なんとなく」という程度なら、口にしないのが無難です。
自分では思ったことを言っただけかもしれませんが、相手の気持ちを考えることです。
第一声から失礼な発言です。
久々に会って早々「太った?」と言われて嬉しい人はいません。
「だらしない体格ですね」と言っているようなものであり、印象がよくありません。
自分では軽い気持ちで口にしただけかもしれませんが、相手はショックを受けるはずです。
表向きは笑っていても、心の中では不快に感じているでしょう。
第一声だからこそ余計に印象的となり、心の傷として残ることがあります。
そもそも太っていないかもしれません。
太っていないのに「太った?」と言われると、もやもやした気持ちになるでしょう。
「体重は同じだよ」と言って「そうですか」となり、久しぶりの再会早々から気まずい空気が流れます。
とりわけ女性には禁句です。
どんな女性も「美」に憧れがあります。
いくつになっても美は永遠のテーマです。
容姿に気を遣っていて体型の変化に敏感です。
指摘が当たっていようと外れていようと、失礼な発言に眉をひそめるでしょう。
むっとされることはあっても、喜ばれることはありません。
悪気があるかないかではないのです。
「太った?」というセリフは禁句にするのが無難です。
少なくとも一言目に言うセリフではないのです。