公開日:2022年7月13日
執筆者:水口貴博

大人の気遣いができる人になる30の方法

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頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。

頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。 | 大人の気遣いができる人になる30の方法

頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけません。

頑張っている人は、すでに頑張っています。

頑張っている人に「頑張れ」と声をかけても「もう頑張っているよ」と思われるだけです。

純粋な気持ちで声をかけているのかもしれませんが、さほど効果はないのが現実です。

むしろ逆効果になることも珍しくありません。

頑張っている人に「頑張れ」と声をかけると、余計な力が入ってしまいます。

すでに頑張っているのに、もっと頑張らなければいけなくなります。

過度の緊張やプレッシャーを与えてしまい、相手はテンパってしまいかねません。

「まだ頑張っているようには見えない。だから頑張れ」と言っているようにも聞こえ、思わぬ誤解を与えることもあります。

心身ががちがちになってしまい、本来のパフォーマンスを発揮しにくくなるのです。

頑張っている人のことを考えるなら「頑張れ」の一言は控えておくのがベターです。

頑張っている人には、リラックスを促す言葉がベスト

頑張っている人にはどんな声をかけるのがいいのでしょうか。

ベストは「リラックスを促す言葉」です。

「きっとうまくいくよ!」

「無理しないで」

「肩の力を抜いて」

「マイペースでいこう」

「楽しんでいこう」

「深呼吸をしてリラックスしよう」

頑張っている人に足りないのは、リラックスです。

頑張っている人は不安や緊張でいっぱいのはずですから、リラックスする声をかけると、相手ははっとします。

「そう、その言葉を待っていた!」と喜ばれるでしょう。

力んでいる自分に気づいたり、楽しむことの大切さを思い出したりします。

不安や緊張が取り除かれ、交感神経と副交感神経のバランスが整います。

リラックスを促す声をかけることで、普段の自分を取り戻し、本来のパフォーマンスを発揮しやすくなるのです。

大人の気遣いができる人になる方法(14)
  • 頑張っている人には「頑張れ」ではなく、リラックスを促す言葉をかける。
直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。

大人の気遣いができる人になる30の方法

  1. 「今話しかけても大丈夫かな」と考えることが、大人の気遣い。
  2. 相手の荷物になるプレゼントは、もはやダンベルと同じ。
    プレゼントが上手な人は、相手の荷物にならないか考える。
  3. フォローが下手な人は、話が否定で終了する。
    フォローが上手な人は、否定の後に代替案を提示する。
  4. 人が何かを楽しんでいるとき、わざわざ否定することを言わない。
  5. 傘の巻き方に、その人の品性が現れる。
  6. 町なかで有名人を見かけても、安易に声をかけない。
    プライベートを尊重して、声をかけないのが粋なマナー。
  7. ため息をつく人を悪く言ってはいけない。
    優しくいたわる人になろう。
  8. 痛いところを突かれて逆ギレすることほど、かっこ悪い姿はない。
  9. 大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。
  10. だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。
  11. 「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。
  12. 違和感に気づけることがセンス。
    素晴らしい感性がある証拠。
  13. 窓の外をぼんやり眺めている人にも「話しかけて大丈夫かな」という気遣いは必要。
  14. 頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。
  15. 直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。
  16. ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
    もっと女性に優しくなれる。
  17. ネガティブな話題で雰囲気が暗くなったときは「話題を変えましょう」の一言が役立つ。
  18. 当事者意識のない人は、理解のない言葉を発する。
    当事者意識のある人は、理解のある言葉を発する。
  19. 配慮の一言があれば、相手の話を遮っても失礼にならない。
    「話の腰を折るようですみません」と言えばいいだけ。
  20. 同じところで何枚も写真を撮らない。
    限度を超えると、品位を損なう。
  21. 「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
    言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。
  22. 写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナー。
  23. 「お撮りしましょうか」という気遣いを断るとき、大切にしたいマナー。
  24. 結論から話す癖をつけるだけで、伝え方のスキルが劇的に向上する。
  25. 何でもかんでも「やばい」という言葉で済ませていないか。
  26. 久々に友人と会ったとき「太った?」と言ってはいけない。
  27. うっかり相手の話の腰を折ってしまったら、すぐ元の話題に戻す。
  28. 話が長くなりそうなときは、配慮の一言を添える。
    「話が長くなってもいいですか」
  29. サインに自分の名前を添えてもらいたいときのマナーとは。
  30. 「それ何の役に立つの?」という質問はデリケート。

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