執筆者:水口貴博

大人の気遣いができる人になる30の方法

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だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。

だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。 | 大人の気遣いができる人になる30の方法

ときどき席に座ったまま、ごみをごみ箱に投げる人がいます。

ちょっと離れたところから、バスケのプレイのように、ごみをぽいっとシュートするのです。

気持ちはわかるのです。

ごみを捨てたくても、ごみ箱まで数歩の距離があると、席を立つ必要があります。

ごみ箱のところまで歩くのがだるいと、席に座ったままごみを投げたくなるでしょう。

うまくシュートが決まれば、席を立つ手間が省けます。

スコアが入ったかのような感覚もあり、ちょっと嬉しい気持ちも得られるでしょう。

ごみ箱まで遠すぎず近すぎずちょうどいい距離だと、ごみを投げたい衝動に駆られることもあるでしょう。

もちろん「遊び」という意味であれば悪くありません。

子どもが遊び半分でやるぶんには別に問題ないでしょう。

しかし「マナー」という意味ではNGです。

品位に欠けた不作法な行為です。

ごみ場に向かってごみを投げるのは、ごみで遊んでいることになります。

大人がやっていると、子どものように見られるでしょう。

「ごみを投げる」という行為に心当たりがあるならイエローカードです。

子どもが遊びで楽しむならまだかわいいものですが、大人が職場ですると見苦しくなります。

日頃から癖になっている人は見直したほうがいいでしょう。

安易な気持ちでごみ箱にごみを投げるのではありません。

おっくうな気持ちがあっても、きちんと席を立ち、ごみ箱のところまで歩いてごみを捨てましょう。

一つ一つの所作を丁寧に行うことで、品が生まれるのです。

大人の気遣いができる人になる方法(10)
  • 席に座ったままごみをごみ箱に投げるのではなく、きちんとごみ箱のところまで歩いて捨てる。
「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。

大人の気遣いができる人になる30の方法

  1. 「今話しかけても大丈夫かな」と考えることが、大人の気遣い。
  2. 相手の荷物になるプレゼントは、もはやダンベルと同じ。
    プレゼントが上手な人は、相手の荷物にならないか考える。
  3. フォローが下手な人は、話が否定で終了する。
    フォローが上手な人は、否定の後に代替案を提示する。
  4. 人が何かを楽しんでいるとき、わざわざ否定することを言わない。
  5. 傘の巻き方に、その人の品性が現れる。
  6. 町なかで有名人を見かけても、安易に声をかけない。
    プライベートを尊重して、声をかけないのが粋なマナー。
  7. ため息をつく人を悪く言ってはいけない。
    優しくいたわる人になろう。
  8. 痛いところを突かれて逆ギレすることほど、かっこ悪い姿はない。
  9. 大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。
  10. だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。
  11. 「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。
  12. 違和感に気づけることがセンス。
    素晴らしい感性がある証拠。
  13. 窓の外をぼんやり眺めている人にも「話しかけて大丈夫かな」という気遣いは必要。
  14. 頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。
  15. 直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。
  16. ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
    もっと女性に優しくなれる。
  17. ネガティブな話題で雰囲気が暗くなったときは「話題を変えましょう」の一言が役立つ。
  18. 当事者意識のない人は、理解のない言葉を発する。
    当事者意識のある人は、理解のある言葉を発する。
  19. 配慮の一言があれば、相手の話を遮っても失礼にならない。
    「話の腰を折るようですみません」と言えばいいだけ。
  20. 同じところで何枚も写真を撮らない。
    限度を超えると、品位を損なう。
  21. 「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
    言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。
  22. 写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナー。
  23. 「お撮りしましょうか」という気遣いを断るとき、大切にしたいマナー。
  24. 結論から話す癖をつけるだけで、伝え方のスキルが劇的に向上する。
  25. 何でもかんでも「やばい」という言葉で済ませていないか。
  26. 久々に友人と会ったとき「太った?」と言ってはいけない。
  27. うっかり相手の話の腰を折ってしまったら、すぐ元の話題に戻す。
  28. 話が長くなりそうなときは、配慮の一言を添える。
    「話が長くなってもいいですか」
  29. サインに自分の名前を添えてもらいたいときのマナーとは。
  30. 「それ何の役に立つの?」という質問はデリケート。

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