執筆者:水口貴博

大人の気遣いができる人になる30の方法

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同じところで何枚も写真を撮らない。限度を超えると、品位を損なう。

同じところで何枚も写真を撮らない。限度を超えると、品位を損なう。 | 大人の気遣いができる人になる30の方法

同じところで何枚も写真を撮る人がいます。

写真を撮っては確認して削除して、また撮っては確認して削除することを、繰り返しています。

「これはアングルがよくない」

「思ったほどきれいに取れていない」

「もうちょっと上から撮り直したほうがいいだろう」

ブログやSNSに載せるため、納得するまで何枚も撮っているのでしょう。

ベストショットが撮れるまで何枚も粘ります。

納得できるまで、同じところで何枚も写真を撮っている人がいるのです。

2回や3回程度ならまだいいのです。

フラッシュを忘れることもあります。

逆光になるとは気づかず、写りが悪くなることもあります。

撮った瞬間、たまたま目をつぶってしまうこともあるでしょう。

あまりに写りが悪ければ、撮り直すことがあるのは当然です。

1回目でベストショットを実現するのはなかなか難しいものです。

しかし、悪いところもないのに、同じところで何度も撮り直す行為は要注意です。

それは上品と言えません。

品位を損なう行為です。

同じところで何枚も写真を撮るのは、上品と言えない

「最高の1枚でなければいけない」と思えば思うほど、欠点探しがエスカレートして、いつも何かが不自然に見えます。

何度撮ろうと納得できず、しつこく撮り直すことになります。

同じところで何枚も写真を撮るのは、上品と言えません。

品位を損なう行為です。

たとえベストショットが取れたとしても、歓迎される行為ではありません。

同じところで何枚・何十枚と撮り直す行為は、限度を超えれば、迷惑行為になります。

肉眼の目で見て感動することを忘れている

撮ることに集中していると、肉眼の目で見て感動することを忘れます。

レストランであれば、何度も撮り直しているうちに、温かい料理は冷め、冷たい料理は生ぬるくなります。

観光地であれば、周りの人の迷惑になるでしょう。

こういう人は、自分が恥ずかしい行為をしていることに気づいていません。

写真はきれいに撮れても、行為が残念です。

自撮りをするのはいいですが、同じところで何枚も自撮りをするのは、客観的に見て痛々しい様子です。

レストランであれば、カメラの撮影音が何度も響き、店内の雰囲気を壊してしまいます。

隣のお客さんが映り込めば、プライバシーが気になります。

同じところで何枚も撮り直していると、周りから「非常識」と思われても不思議ではありません。

限度を超えると、危ない人だと思われることになるでしょう。

撮り直すなら、3回まで

撮り直すなら、あらかじめルールを作っておきましょう。

撮り直すなら「3回まで」です。

ルールを作っておけば、しつこく撮り直すことがなくなります。

少しくらいおかしくても、その瞬間の自分を大切にしましょう。

変な顔になってしまっても、それはそれで自分です。

少しくらい写りが悪くなっても、正直なワンシーンです。

気に入らない1枚になったとしても、偶然の1枚を大切にすることです。

大人の気遣いができる人になる方法(20)
  • たまたま撮れた写真を大切にすること。
  • 撮り直すなら「3回まで」にする。
「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。

大人の気遣いができる人になる30の方法

  1. 「今話しかけても大丈夫かな」と考えることが、大人の気遣い。
  2. 相手の荷物になるプレゼントは、もはやダンベルと同じ。
    プレゼントが上手な人は、相手の荷物にならないか考える。
  3. フォローが下手な人は、話が否定で終了する。
    フォローが上手な人は、否定の後に代替案を提示する。
  4. 人が何かを楽しんでいるとき、わざわざ否定することを言わない。
  5. 傘の巻き方に、その人の品性が現れる。
  6. 町なかで有名人を見かけても、安易に声をかけない。
    プライベートを尊重して、声をかけないのが粋なマナー。
  7. ため息をつく人を悪く言ってはいけない。
    優しくいたわる人になろう。
  8. 痛いところを突かれて逆ギレすることほど、かっこ悪い姿はない。
  9. 大人の場所には、子どもを連れていないのがマナー。
  10. だるいからといって、ごみをごみ箱に投げてはいけない。
  11. 「3分だけよろしいでしょうか」と話しかけて、長話になるのはマナー違反。
  12. 違和感に気づけることがセンス。
    素晴らしい感性がある証拠。
  13. 窓の外をぼんやり眺めている人にも「話しかけて大丈夫かな」という気遣いは必要。
  14. 頑張っている人に「頑張れ」と声をかけてはいけない。
  15. 直接相手に協力できなくても、話を聞くくらいならできるはずだ。
  16. ハイヒールを履いてみると、女性の気持ちが理解できる。
    もっと女性に優しくなれる。
  17. ネガティブな話題で雰囲気が暗くなったときは「話題を変えましょう」の一言が役立つ。
  18. 当事者意識のない人は、理解のない言葉を発する。
    当事者意識のある人は、理解のある言葉を発する。
  19. 配慮の一言があれば、相手の話を遮っても失礼にならない。
    「話の腰を折るようですみません」と言えばいいだけ。
  20. 同じところで何枚も写真を撮らない。
    限度を超えると、品位を損なう。
  21. 「言わなくてもわかる」と考える人ほど、ぼける。
    言わなくてもわかることであってもきちんと口に出して伝える人は、ぼけない。
  22. 写真を撮ってもらったら「お撮りしましょうか」と声をかけるのがマナー。
  23. 「お撮りしましょうか」という気遣いを断るとき、大切にしたいマナー。
  24. 結論から話す癖をつけるだけで、伝え方のスキルが劇的に向上する。
  25. 何でもかんでも「やばい」という言葉で済ませていないか。
  26. 久々に友人と会ったとき「太った?」と言ってはいけない。
  27. うっかり相手の話の腰を折ってしまったら、すぐ元の話題に戻す。
  28. 話が長くなりそうなときは、配慮の一言を添える。
    「話が長くなってもいいですか」
  29. サインに自分の名前を添えてもらいたいときのマナーとは。
  30. 「それ何の役に立つの?」という質問はデリケート。

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