出世したいなら「聞き上手」になってください。
トークが得意でたくさん話したくても、出世したいなら我慢するのが賢明です。
少なくとも上司の前では、聞くことに徹するのが賢明です。
主張したいことや反論したいことがあっても、ぐっとこらえましょう。
部下の立場であれば、教えることより教わることのほうが多いはずです。
たくさん学ぶためにも、話すことより聞くことに重点を置くのが賢明です。
相手が上司のときはもちろん、部下や同僚、顧客や取引先であっても、聞き上手であることは大切です。
たとえ相手が一回り年下の部下であっても、自分より博識な分野があるはずですから、やはり聞くことに徹するのが賢明です。
聞き役に徹すると、相手からいろいろな話を引き出せるようになり、貴重な学びの機会が得られます。
聞けば聞くほど多くを学べれば、成長や改善にもつながり、結果として仕事にもプラスです。
聞き上手になるために大切なのは「拝聴」という姿勢です。
普通に聞くだけでは不十分です。
「ぜひ貴重なお話・ご意見を聴かせてください。謹んで聞かせていただきます」といった低姿勢を心がけましょう。
拝聴という姿勢になると「熱心かつ謙虚に聞く姿勢」となります。
態度にも表情にも気持ちがこもるようになって相手に伝わります。
拝聴の姿勢になるためには、次の5つのポイントを心がけましょう。
これらのポイントを意識しながら「拝聴のできる聞き上手」を目指してください。
聞き上手になると「かわいげ」が出るようになります。
上司から見て、素直に「うんうん」「なるほど」「勉強になります」とうなずきながら聞く部下は、かわいく見えるもの。
素直に聞く姿勢があると「もっと役立つ話をしてあげよう!」となり、貴重な話を聞ける機会に恵まれるでしょう。
顧客や取引先であれば、感じのいい人として映り「あなたにまた会いたい」と思われるに違いありません。
指名の機会が増え、成績アップにつながる可能性も考えられます。
日頃から聞き上手を意識しましょう。
聞くと話すの割合は「9対1」もしくは「8対2」を心がけてください。
聞き上手のプロに、出世の道が切り開けます。